C0289

リノール酸コレステリル

≥98% (HPLC; detection at 205 nm)

• 別名: 3β-ヒドロキシ-5-コレステン 3-リノレアート, 5-コレステン-3β-オール 3-リノレアート, コレステリル 9,12-オクタデカジエノアート, コレステリルオクタデカジエノアート
• 実験式（ヒル表記法）: C₄₅H₇₆O₂
• CAS番号: 604-33-1
• 分子量: 649.08
• EC Number: 210-065-9
• MDL番号: MFCD00003644
• UNSPSCコード: 12352211
• PubChem Substance ID: 24892247
• NACRES: NA.77

特性

• 由来生物: synthetic (organic)
• 品質水準: 200
• アッセイ: ≥98% (HPLC; detection at 205 nm)
• フォーム: powder
• 官能基: ester
• 輸送温度: ambient
• 保管温度: −20°C
• SMILES記法: CCCCC\C=C/C\C=C/CCCCCCCC(=O)O[C@H]1CC[C@]2(C)[C@H]3CC[C@]4(C)[C@H](CC[C@H]4[C@@H]3CC=C2C1)[C@H](C)CCCC(C)C
• InChI: 1S/C45H76O2/c1-7-8-9-10-11-12-13-14-15-16-17-18-19-20-21-25-43(46)47-38-30-32-44(5)37(34-38)26-27-39-41-29-28-40(36(4)24-22-23-35(2)3)45(41,6)33-31-42(39)44/h11-12,14-15,26,35-36,38-42H,7-10,13,16-25,27-34H2,1-6H3/b12-11-,15-14-/t36-,38+,39+,40-,41+,42+,44+,45-/m1/s1
• InChI Key: NAACPBBQTFFYQB-LJAITQKLSA-N

詳細

アプリケーション

コレステリルリノレートとコレステロールを混合して超音波処理することにより、赤血球膜のコレステロール対リン脂質比率を調べる分散液を調製しました。 この分散液をHPLC分析の標準として用いることによりラット肝臓リポ蛋白の分析を行いました。

生物化学的／生理学的作用

コレステリルリノレートは、低密度リポタンパク質の天然コアに付随して存在する主要コレステロールエステルの１つです。受容体-LDL複合体はリソソームによって取り除かれ、さらに加水分解によってエステルからコレステロールが遊離します。 酵素酸コレステリルエステル ヒドロラーゼがコレステリルリノレートの加水分解を引き起こします：酵素に欠陥があるとヒト体内で動脈硬化病変を発生させる恐れがあります。

低比重リポタンパク質(LDL)の中で最も豊富なコレステロ-ルエステル。

包装

密封アンプル入り。

調製ノート

コレステリルリノレートは、100 mg/mL濃度でクロロホルムに溶解すると無色透明の溶液になります。

安全性情報

• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type N95 (US)