コンテンツへスキップ
Merck

E6133

Sigma-Aldrich

エタノールアミン 塩酸塩

≥99.0%

別名:

mea塩酸塩, モノエタノールアミン塩酸塩, 2-アミノエタノール 塩酸塩

ログイン組織・契約価格を表示する


About This Item

化学式:
H2NCH2CH2OH · HCl
CAS番号:
分子量:
97.54
Beilstein:
3542892
EC Number:
MDL番号:
UNSPSCコード:
12161700
PubChem Substance ID:
NACRES:
NA.25

品質水準

アッセイ

≥99.0%

形状

powder or crystals

保管条件

dry at room temperature

テクニック

HPLC: suitable

white

pH

9—10

pKa (25 °C)

9.5

mp

82-84 °C (lit.)

溶解性

water: 0.33 g/mL, clear, colorless to very faintly yellow

密度

1.07 g/cm3 at 20—25 °C
1.12 g/cm3 at 20—25 °C

適合性

suitable for chromatography

アプリケーション

general analytical
life science and biopharma
pharmaceutical

SMILES記法

NCCO.[H]Cl

InChI

1S/C2H7NO.ClH/c3-1-2-4;/h4H,1-3H2;1H

InChI Key

PMUNIMVZCACZBB-UHFFFAOYSA-N

類似した製品をお探しですか? 訪問 製品比較ガイド

詳細

塩酸エタノールアミンは、生化学や分子生物学においてさまざまに使用されている化合物であり、種々の研究分野で重要な役割を担っています。主に緩衝剤として機能し、酵素反応、タンパク質可溶化や、その他の生物学的プロセスに欠かせない安定したpH環境を確保します。その重要性は膜タンパク質の研究にまで及び、細胞膜からのこれらのタンパク質の抽出を助けます。また、細胞培養における用途や生物サンプル調製用の試薬としての用途もあり、核酸およびタンパク質の単離を簡素化するとともに、ウェスタンブロッティングや免疫組織染色によるタンパク質検出を容易にします。この化合物は幅広い用途を有することから生化学的研究に不可欠であり、さまざまな実験手順に役立ち、また分子生物学、免疫学、および細胞生物学などの分野の理解を深めるために貢献しています。

アプリケーション

塩酸エタノールアミンは以下の用途に用いられています:
  • チップとともに一晩インキュベーションし、チップ表面に第1級アミン基を結合させる
  • MMTV-HER2トランスジェニックマウス乳腺腫瘍由来のヒト上皮増殖因子受容体2(HER2)細胞を培養するためのDMEM(ダルベッコ改変イーグル培地)/F-12培地の調製に
  • 培地に添加し、内因性ホスファチジルエタノールアミンプールおよびオートファジープロセスへのその影響を検討するため
  • 原子間力顕微鏡法を用いて生物系の分子間相互作用および接着力を調べるための研究の試薬として
  • インターロイキンの役割を調べるために、表面増強レーザー脱離イオン化分析用の試薬を調製するため

生物化学的/生理学的作用

塩酸エタノールアミンは系統的に異なる細菌により炭素・窒素源として利用されています。細菌および哺乳類の細胞膜中にホスファチジルエタノールアミンとして存在します。エタノールアミン-アンモニアリアーゼは、エタノールアミンをアセトアルデヒドとアンモニアに分解します。エタノールアミンは、光合成生物モデルにおいて脂質蓄積を促すことが知られています。

特徴および利点

  • 免疫学、細胞生物学および生化学の研究に適している
  • 重金属汚染物質のレベルが低いことが試験により確認済みで、さまざまな用途への適合性が保証されている
  • pKaが9.5(25°C)の有効な緩衝剤

その他情報

メルクのさまざまな生化学物質製品に関して詳細な情報をお求めの場合には、このフォームにご入力ください。

ピクトグラム

Exclamation mark

シグナルワード

Warning

危険有害性の分類

Acute Tox. 4 Dermal - Acute Tox. 4 Inhalation - Acute Tox. 4 Oral - Aquatic Chronic 3 - Eye Irrit. 2 - Skin Irrit. 2 - STOT SE 3

ターゲットの組織

Respiratory system

保管分類コード

11 - Combustible Solids

WGK

WGK 1

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable

個人用保護具 (PPE)

dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

E6133-100G:
E6133-VAR:
E6133-BULK:


最新バージョンのいずれかを選択してください:

試験成績書(COA)

Lot/Batch Number

適切なバージョンが見つかりませんか。

特定のバージョンが必要な場合は、ロット番号またはバッチ番号で特定の証明書を検索できます。

以前この製品を購入いただいたことがある場合

文書ライブラリで、最近購入した製品の文書を検索できます。

文書ライブラリにアクセスする

この製品を見ている人はこちらもチェック

Slide 1 of 3

1 of 3

K C Andree et al.
Lab on a chip, 19(6), 1006-1012 (2019-02-15)
The load of circulating tumor cells (CTC) is related to poor outcomes in cancer patients. A sufficient number of these cells would enable a full characterization of the cancer. An approach to probe larger blood volumes, allowing for the detection
Foodborne Diseases: New Insights for the Healthcare Professional, 14-14 (2012)
Selective cyclin-dependent kinase 2/cyclin A antagonists that differ from ATP site inhibitors block tumor growth
Mendoza N, et al.
Cancer Research, 63(5), 1020-1024 (2003)
Amino Alcohols-Advances in Research and Application, 29-29 (2013)
Keiji Uchiyama et al.
International journal of molecular sciences, 22(21) (2021-11-14)
Prion diseases are a group of fatal neurodegenerative disorders caused by accumulation of proteinaceous infectious particles, or prions, which mainly consist of the abnormally folded, amyloidogenic prion protein, designated PrPSc. PrPSc is produced through conformational conversion of the cellular isoform

ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

製品に関するお問い合わせはこちら(テクニカルサービス)