36018

Fehling′s reagent I for sugars

reag. Ph. Eur., for determination of sugar, solution I: copper(II) sulfate

• 別名: 硫酸銅(II) 溶液, 硫酸銅(II)溶液, 硫酸第二銅標準品
• CAS番号: 7758-99-8
• MDL番号: MFCD00010981
• UNSPSCコード: 12164500
• PubChem Substance ID: 329755253
• NACRES: NA.21

特性

• グレード: for determination of sugar
• 品質水準: 100
• 認証: USP/NF; reag. Ph. Eur.
• 濃度: 17.6 g/L±0.1 g/L Cu
• 密度: 1.038-1.060 g/mL at 20 °C
• 適合性: in accordance for application
• アプリケーション: food and beverages; general analytical; pharmaceutical (small molecule)
• SMILES記法: [Cu++].[O-]S([O-])(=O)=O
• InChI: 1S/Cu.H2O4S/c;1-5(2,3)4/h;(H2,1,2,3,4)/q+2;/p-2
• InChI Key: ARUVKPQLZAKDPS-UHFFFAOYSA-L

詳細

詳細

フェーリング試験は単糖類と二糖類が還元能を持つことを利用した試験ですが、この還元能は非結合型ケトまたはアルデヒド基の存在に由来します。この試験では、フェーリングA溶液（CuSO₄）とフェーリングB溶液（KOHとNa-K酒石酸塩）の混合液に数滴の糖溶液を添加して反応を起こさせます。その結果、フェーリング溶液がアルドース糖によって還元されて黄色または赤色の不溶性酸化銅（I）が生成します。 単糖類（グルコース、ガラクトース、フルクトースなど）と二糖類（ラクトース、マルトースなど）は非結合型のケト、アルデヒド基を含みますのでフェーリング試験で自由に反応しますが、スクロースはこれらの官能基を持ちませんのでフェーリング試験に反応しません。したがって、還元能を持つ二糖類（マルトースなど）を還元能を持たない糖類（スクロースなど）と弁別する手段としてフェーリング試験を使用することも可能です。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS09
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H410
• 注意書き: P273 - P391 - P501
• 危険有害性の分類: Aquatic Acute 1 - Aquatic Chronic 2
• 保管分類コード: 12 - Non Combustible Liquids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable