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Merck

NGLYFL-RO

Roche

N-グリコシダーゼF

recombinant form of the gene from Flavobacterium meningosepticum

別名:

N-グリコシダーゼF, PNGアーゼF, ペプチド‐N-グリコシダーゼF、ペプチド‐N4‐(アセチル-β-グルコサミニル)-アスパラギンアミダーゼ

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About This Item

Enzyme Commission number:
UNSPSCコード:
12352204

由来生物

bacterial (Flavobacterium meningosepticum)

品質水準

リコンビナント

expressed in E. coli

結合体

(N-linked)

アッセイ

≥90% (SDS-PAGE)

形状

lyophilized

比活性

>25000 units/mg protein

分子量

35.5 kDa

精製方法

electrophoresis

包装

pkg of 100 U (11365185001)
pkg of 250 U (11365193001)

メーカー/製品名

Roche

保管条件

(Keep container tightly closed in a dry and well-ventilated place.)

テクニック

activity assay: suitable

colorless

最適pH

7.0-8.0

溶解性

water: soluble

適合性

suitable for enzyme test

その他の活性


Endoglycosidase F, none detected

a-Fucosidase, present
b-Galactosidase, present
b-N-Acetylhexosaminidase, present
dA(17h ≤100 units, present

保管温度

2-8°C

詳細

N-グリコシダーゼF(PNGase F)は、グリコシルアミン結合を加水分解する強力な酵素です。また、糖鎖のないペプチドや、ジ-N-アセチルキトビオースユニットを持ったオリゴ糖の作成にも役立ちます。

N-グリコシダーゼFは、PNGase Fとも呼ばれ、Flavobacterium meningosepticumに由来するアスパラギンアミダーゼ酵素です。N-グリコシル化を検討・分析するために、タンパク質研究における貴重なツールとして広く使用されています。

特異性

昆虫や植物の糖タンパク質において見られるα1-3結合のコアフコース残基を含まないN-グリカン鎖の全種類を、糖ペプチドおよび糖タンパク質から加水分解します。最新の品質管理プロトコールによって、タンパク質分解酵素活性(x = Hまたは糖)のコンタミネーションがないことを確認しています。

アプリケーション

N-グリコシダーゼFは、N-糖タンパク質の脱グリコシル化に使用されています。

アミノ基及びカルボキシル基がペプチド結合内に存在し、オリゴサッカライドが最短鎖のキトビオースコアユニットを有する条件下で、N-グリコシダーゼFを用いて、全てのタイプのアスパラギン結合N-グリカンを切断します。反応産物はアンモニア、アスパラギン酸(ペプチド鎖内)、及び完全なオリゴサッカライドです。
注:組換えN-グリコシダーゼFは、溶液としても利用できます。

単位の定義

1ユニットは、37℃、pH 7.8において、1 nmolのフィブリン由来ダブシル化糖ペプチド又は0.2 nmolのフェツイン由来ダンシル化糖タンパク質を1分間に加水分解する酵素活性です。

物理的形状

溶解後は、無色透明の溶液です

調製ノート

保管条件(使用溶液):2~8℃
再調製した溶液は、2~8℃で、4週間以上安定します。

再構成

内容物を、0.1 mLの再蒸留水(100ユニット包装)または0.25 mLの再蒸留水(250ユニット包装)にそれぞれ溶解すると、25 mM EDTAを含む100 mMリン酸ナトリウム緩衝液、pH 7.2の溶液となります。
注記:N-グリコシダーゼFリコンビナントは、50%グリセロールを含む溶液としてもご利用できます。

その他情報

ライフサイエンス研究のみに使用できます。診断用には使用できません。

保管分類コード

13 - Non Combustible Solids

WGK

WGK 2

引火点(°F)

does not flash

引火点(℃)

does not flash


試験成績書(COA)

製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。

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A L Tarentino et al.
Biochemistry, 24(17), 4665-4671 (1985-08-13)
Endo-beta-N-acetylglucosaminidase F (Endo F) and peptide:N-glycosidase F (PNGase F) were purified from cultures of Flavobacterium meningosepticum by ammonium sulfate precipitation followed by gel filtration on TSK HW-55(S). This system separated the two enzymes and provided PNGase F in a high

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