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Merck
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安全性情報

MABS514

Sigma-Aldrich

抗Keap1抗体、クローン144

clone 144, from rat

別名:

Kelch-like ECH-associated protein 1, Cytosolic inhibitor of Nrf2, INrf2

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About This Item

UNSPSCコード:
12352203
eCl@ss:
32160702
NACRES:
NA.41

由来生物

rat

品質水準

抗体製品の状態

purified immunoglobulin

抗体製品タイプ

primary antibodies

クローン

144, monoclonal

化学種の反応性

human, mouse

テクニック

flow cytometry: suitable
immunocytochemistry: suitable
western blot: suitable

アイソタイプ

IgG2bκ

NCBIアクセッション番号

UniProtアクセッション番号

輸送温度

wet ice

ターゲットの翻訳後修飾

unmodified

遺伝子情報

human ... KEAP1(9817)

詳細

KEAP1は、転写因子NFE2L2/NRF2の制御において重要なアダプタータンパク質です。Nuclear factor erythroid-2 related factor 2(NRF2)は酸化還元感受性転写因子で、抗酸化物質、異物解毒酵素、および薬剤排出ポンプをコードしている遺伝子の発現を正に制御し、正常細胞内で酸化ストレスと生体異物に対する細胞保護を与えます。KEAP1は、NRF2をプロテアソーム分解の標的とすることでNRF2活性を負に制御します。KEAP1は、NRF2のユビキチン化とプロテアソーム分解を媒介するCUL3タンパク質とRBX1タンパク質いにょり形成されるE3リガーゼユビキチンタンパク質複合体の基質アダプタータンパク質として機能します。またKEAP1は、TNFと活性酸素種により誘発されるプログラム壊死の中心的メディエーターであるPGAM5も標的としており、ここでもKEAP1は、細胞生存と微小環境への順応において最終的に重要な役割を果たします。KEAP1は、多数の組織で広く発現されており、最も強く発現しているのは筋肉組織で、細胞状況に応じて細胞質から核まで往復しているように見えます。

免疫原

マウスKeap1に相当するリコンビナントタンパク質。

アプリケーション

この抗TREM-2抗体、クローン144は、ウェスタンブロッティング、ICC、フローサイトメトリー、阻害分析、IPでの使用について検証済みであり、Keap1を検出できます。
フローサイトメトリー:4.0 µgで使用、1X10E6 NIH/3T3細胞においてKeap1を検出できます。
ウェスタンブロッティング:mouse embreyonic fibroblast(MEF′)由来抽出物においてKeap1を検出できます (Watai, Y., et al. (2007)。Genes to Cells.12:1163-1178)。
ウェスタンブロッティング:トランスフェクトHeLa細胞においてKeap1を検出できます(Tsuchiya, Y., et al. (2011)。Mole. and Cell Biol. 31(22):4500-4512)。
免疫細胞染色:mouse embreyonic fibroblast(MEF′)においてKeap1を検出できます(Watai, Y., et al. (2007)。Genes to Cells.12:1163-1178)。
研究のカテゴリ
シグナル伝達
研究のサブカテゴリ
シグナル伝達神経科学

品質

Raji細胞ライセートにおいてウェスタンブロッティングにより評価済み。

ウェスタンブロッティング:0.5 µg/mLで使用、10 µgのRaji細胞ライセートでKeap1を検出できます。

ターゲットの説明

実測値:約69 kDa。一部の細胞ライセートでは、特性が明らかになっていないバンドが認められることがあります。

物理的形状

フォーマット:精製
精製プロテインG
精製ラットモノクローナルIgG2bκ抗体、150 mM NaCl、0.05% sodium azide含有の0.1 M Tris-Glycineバッファー(pH 7.4)に溶解。

保管および安定性

2~8°Cで受領日から1年間安定です。

その他情報

濃度:ロットに固有のデータシートを参照してください。

免責事項

メルクのカタログまたは製品に添付されたメルクのその他の文書に記載されていない場合、メルクの製品は研究用途のみを目的としているため、他のいかなる目的にも使用することはできません。このような目的としては、未承認の商業用途、in vitroの診断用途、ex vivoあるいはin vivoの治療用途、またはヒトあるいは動物へのあらゆる種類の消費あるいは適用などがありますが、これらに限定されません。

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保管分類コード

12 - Non Combustible Liquids

WGK

WGK 1

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

MABS514:


試験成績書(COA)

製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。

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文書ライブラリにアクセスする

Nikolaos Georgakopoulos et al.
Journal of medicinal chemistry, 65(10), 7380-7398 (2022-05-14)
Inhibitors of Kelch-like ECH-associated protein 1 (Keap1) increase the activity of the transcription factor nuclear factor erythroid 2-related factor 2 (Nrf2) by stalling its ubiquitination and degradation. This enhances the expression of genes encoding proteins involved in drug detoxification, redox
Sharadha Dayalan Naidu et al.
STAR protocols, 3(2), 101265-101265 (2022-04-09)
Pharmacologic inhibition of the protein-protein interaction (PPI) interface of the Keap1:Nrf2 complex, which leads to Nrf2 activation and cytoprotective gene expression, offers a promising strategy for disease prevention and treatment. To facilitate identification and validation of small-molecule Keap1:Nrf2 PPI inhibitors
Dylan G Ryan et al.
iScience, 25(2), 103827-103827 (2022-02-25)
To overcome oxidative, inflammatory, and metabolic stress, cells have evolved cytoprotective protein networks controlled by nuclear factor-erythroid 2 p45-related factor 2 (Nrf2) and its negative regulator, Kelch-like ECH associated protein 1 (Keap1). Here, using high-resolution mass spectrometry we characterize the
Dual regulation of the transcriptional activity of Nrf1 by ?-TrCP- and Hrd1-dependent degradation mechanisms.
Tsuchiya, Y; Morita, T; Kim, M; Iemura, S; Natsume, T; Yamamoto, M; Kobayashi, A
Molecular and cellular biology null
Yoriko Watai et al.
Genes to cells : devoted to molecular & cellular mechanisms, 12(10), 1163-1178 (2007-10-02)
Keap1 acts as a sensor for oxidative/electrophilic stress, an adaptor for Cullin-3-based ubiquitin ligase, and a regulator of Nrf2 activity through the interaction with Nrf2 Neh2 domain. However, the mechanism(s) of Nrf2 migration into the nucleus in response to stress

ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

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