MABC1150

抗MAGEA3抗体、クローン57B

clone 57B, from mouse

• 別名: Antigen MZ2-D, Cancer/testis antigen 1.3, CT1.3, MAGE-3 antigen
• UNSPSCコード: 12352203
• eCl@ss: 32160702
• NACRES: NA.43

特性

• 由来生物: mouse
• 品質水準: 100
• 抗体製品の状態: purified immunoglobulin
• 抗体製品タイプ: primary antibodies
• クローン: 57B, monoclonal
• 化学種の反応性: human
• テクニック: immunocytochemistry: suitable; immunohistochemistry: suitable (paraffin); western blot: suitable
• アイソタイプ: IgG1κ
• NCBIアクセッション番号: NP_005353
• UniProtアクセッション番号: P43357
• 輸送温度: ambient
• ターゲットの翻訳後修飾: unmodified
• 遺伝子情報: human ... MAGEA3(4102)

詳細

詳細

黒色腫関連抗原3（UniProt：P43357、別名：抗原MZ2-D、がん／精巣抗原1.3、CT1.3、MAGE-3抗原）は、ヒトMAGEA3（別名：MAGE3）遺伝子（Gene ID：4102）によってコードされています。MAGE-3は、がん抗原の黒色腫関連抗原遺伝子ファミリーの一員であり、いくつかの腫瘍組織で発現しているが、精巣を除き正常組織では発現していません。黒色腫細胞では、生存率を高め、細胞溶解性Tリンパ球の抗原となります。MAGEA3の発現は腎臓腫瘍、白血病、リンパ腫では報告されていません。MAGEA3の発現は通常、発生の初期段階に限られています。RING型ジンクフィンガー含有E3ユビキチンリガーゼのユビキチンリガーゼ活性を亢進させます。また、TRIM28のユビキチンリガーゼ活性を亢進し、TRIM28によるp53/TP53のユビキチン化を刺激することも報告されています。E3と基質の複合体におけるUbl結合酵素（E2）の動員や安定化によって作用することが提案されています。

特異性

クローン57Bは、ヒト精巣中の黒色腫関連抗原3のN末端領域の配列を特異的に標的とします。

免疫原

Hisタグ付きリコンビナントヒト黒色腫関連抗原3、ポリヒスチジンテールを含む

エピトープ：ドメイン：

アプリケーション

免疫細胞染色：免疫細胞染色でMAGEA3を検出しました。(Hofbauer, G.F., et. al. (1997) Am J Pathol.151(6):1549-53; Landry, C., et. al. (2000).Int J Cancer.86(6):835-41; Kocher, T., et. al. (1995).Cancer Res. 55(11):2236-9; Juretic, A., et. al. (2003).Lancet Oncol.4(2):104-9）。

ウェスタンブロッティング：ウェスタンブロッティングでMAGEA3を検出しました。(Kocher, T., et. al. (1995).Cancer Res. 55(11):2236-9; Rimoldi, D., et. al. (2000).Int J Cancer.86(5):749-51; SHultz-Thater, E., et. al. (2011).Int J Cancer.129(5):1137-48）。

免疫組織染色：免疫組織染色でMEGEA3を検出しました。(Hofbauer, G.F., et. al. (1997) Am J Pathol.151(6):1549-53; Aubry, F., et. al. (2001).Cancer.92(11):2778-85; Cheville, J.C., et. al. (1999).Mod Pathol.12(10):974-8; Chitale D.A., et. al. (2005).Mod Pathol.18(1):119-26; Groeper, C., et. al. (2007).Int J Cancer.120(2):337-43; Juretic, A., et. al. (2003).Lancet Oncol.4(2):104-9.

抗MAGEA3抗体クローン57B（カタログ番号：MABC1150）は複数のMAGE-Aタンパク質を検出します。免疫細胞染色、免疫組織染色（パラフィン）およびウェスタンブロッティングでの使用が検証されています。

研究カテゴリー
アポトーシスおよびがん

品質

ヒト精巣組織の免疫組織染色で評価されています。

免疫組織染色：希釈倍率1:1,000で使用、ヒト精巣組織のMAGEA3を検出できます。

ターゲットの説明

算出値：34.75 kDa。

物理的形状

フォーマット：精製

精製プロテインG

精製マウスモノクローナルIgG1抗体、0.1 M Tris-グリシンバッファー（pH 7.4）＋150 mM NaCl溶液、0.05%アジ化ナトリウム含有

保管および安定性

2～8°Cで受領日から1年間安定です。

その他情報

濃度：ロットに固有のデータシートを参照してください。

免責事項

メルクのカタログまたは製品に添付されたメルクのその他の文書に記載されていない場合、メルクの製品は研究用途のみを目的としているため、他のいかなる目的にも使用することはできません。このような目的としては、未承認の商業用途、in vitroの診断用途、ex vivoあるいはin vivoの治療用途、またはヒトあるいは動物へのあらゆる種類の消費あるいは適用などがありますが、これらに限定されません。

安全性情報

• 保管分類コード: 12 - Non Combustible Liquids
• WGK: WGK 1