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Merck

HTS039M

Sigma-Aldrich

ChemiScreen 膜製剤 組換えヒト D2 ドーパミン受容体

Human D2L GPCR membrane preparation for Radioligand binding Assays & GTPγS binding.

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About This Item

UNSPSCコード:
41106514
eCl@ss:
32161000
NACRES:
NA.84

由来生物

human

品質水準

リコンビナント

expressed in Chem-1 cells

メーカー/製品名

ChemiScreen
Chemicon®

テクニック

ligand binding assay: suitable (GTPγS)
radioligand binding assay (RLBA): suitable

NCBIアクセッション番号

UniProtアクセッション番号

輸送温度

dry ice

詳細

ドーパミンはカテコ-ルアミン系の神経伝達物質で、中枢神経系では運動、認知、情動、神経内分泌のプロセスを制御し、末梢神経系では心臓血管、腎臓、消化管のプロセスを調節します。 ドーパミンの生物学的活性は、5 種類の GPCR ファミリーによって媒介されます。 D1 および D5 サブタイプは Gs に結合して細胞内cAMPを増加させ、D2、D3 および D4 サブタイプは Gi に結合して cAMP を減少させます(Missale et al., 1998)。D2 ドーパミン受容体は、プロラクチン分泌の調節や抗精神病薬に対する親和性から、臨床的に特に注目されています。 D2 受容体は、選択的にスプライシングされた 2 種類のアイソフォーム(D2S および D2L)として存在し、その違いは、3 番目の細胞内ループに挿入された 29 アミノ酸の長さにあります(Giros et al., 1989; Grandy et al., 1989)。Millipore′の D2 ドーパミン膜製剤は、当社独自の安定性組換え細胞株から作成された粗製膜製剤です。GPCR の表面発現が高レベルであるため、D2 ドーパミン受容体とそのリガンドとの相互作用のアンタゴニストをスクリーニングするのに理想的な HTS ツールです。 この膜製剤は [125H]-ヨードスピペロンに対して 0.51 nM の Kd を示します。 5.0 ug/ウェル D2 ドーパミン膜製剤と 0.1 nM [125I]-ヨードスピペロンで、10 倍以上のシグナル/バックグラウンド比が得られました。
ヒトドーパミン受容体 2

アプリケーション

放射性リガンド結合アッセイおよびGTPγS結合

生物化学的/生理学的作用

GPCR クラス:A
タンパク質標的:D2L
標的サブファミリー:ドパミン

品質

表1. さまざまな量の ドーパミン 受容体膜製剤を用いた競合結合アッセイで得られたシグナル:バックグラウンドおよび特異的結合値。
10 µg/ウェル 5 µg/ウェル
シグナル:バックグラウンド 23.6 27.5
特異的結合(cpm)8331 9927.2
仕様:1 ユニット = 5.0 µg 膜製剤
Bmax:6.03 pmol/mg
Kd: 0.51 nM

規格

インキュベーション条件
非結合 96-ウェルプレート内で、膜を放射性リガンドおよび非標識競合物質(試験濃度については図 1 および 2 を参照)と結合緩衝液中で混合し、1~2時間インキュベートします。ろ過の前に、FC 96 ウェル採取プレート(Millipore カタログ番号 MAHF C1H)を 0.33% ポリエチレンイミンで 30 分コーティングし、50 mM トリス、pH 7.4 で洗浄します。 結合反応をフィルタープレートに移し、洗浄緩衝液で 3 回洗浄します(1 回の洗浄につき各ウェル 1 mL)。 プレートを乾燥させ、カウントします。

結合緩衝液:50 mM トリス、pH 7.4、120 mM MgCl、ろ過後、4°C で保存
放射性リガンド:[125I]-ヨードスピペロン(Perkin Elmer # NEX284)
洗浄緩衝液:50 mM トリス、pH 7.4、ろ過後、4°Cで保存。.

物理的形状

各パッケージには、少なくとも 200 アッセイ(ユニット)分の膜が収められています。1 ユニットとは、0.1 nM の[125I]-標識ヨードスピペロンで 10 倍以上のシグナル:バックグラウンドが得られる膜の量を意味します。

パッケージ緩衝液中の液体:50 mM トリス、pH7.4、10% グリセロール、1% BSA、保存料無添加。
包装方法:膜タンパク質は包装緩衝液中で指示濃度に調整し、急速凍結して -80℃ で保存したものです。

保管および安定性

凍結したまま、-70°C で最長 2 年保存できます。 凍結融解しないでください。

法的情報

CHEMICON is a registered trademark of Merck KGaA, Darmstadt, Germany

免責事項

メルクのカタログまたは製品に添付されたメルクのその他の文書に記載されていない場合、メルクの製品は研究用途のみを目的としているため、他のいかなる目的にも使用することはできません。このような目的としては、未承認の商業用途、in vitroの診断用途、ex vivoあるいはin vivoの治療用途、またはヒトあるいは動物へのあらゆる種類の消費あるいは適用などがありますが、これらに限定されません。

保管分類コード

12 - Non Combustible Liquids

WGK

WGK 2

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

HTS039M:


試験成績書(COA)

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C Missale et al.
Physiological reviews, 78(1), 189-225 (1998-02-11)
The diverse physiological actions of dopamine are mediated by at least five distinct G protein-coupled receptor subtypes. Two D1-like receptor subtypes (D1 and D5) couple to the G protein Gs and activate adenylyl cyclase. The other receptor subtypes belong to
B Giros et al.
Nature, 342(6252), 923-926 (1989-12-21)
Dopamine receptors are classified into D1 and D2 subtypes on the basis of their pharmacological properties and the intracellular responses they mediate. The cerebral D2 dopamine receptor is the target of drugs used to alleviate the main symptoms of schizophrenia.

ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

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