ABE203

抗JARID1D抗体

from rabbit, purified by affinity chromatography

• 別名: Lysine-specific demethylase 5D, Histocompatibility Y antigen, H-Y, Histone demethylase JARID1D, Jumonji/ARID domain-containing protein 1D, Protein SmcY
• UNSPSCコード: 12352203
• eCl@ss: 32160702
• NACRES: NA.41

特性

• 由来生物: rabbit
• 品質水準: 100
• 抗体製品の状態: affinity isolated antibody
• 抗体製品タイプ: primary antibodies
• クローン: polyclonal
• 精製方法: affinity chromatography
• 交差性: mouse, human
• テクニック: immunocytochemistry: suitable; immunoprecipitation (IP): suitable; western blot: suitable
• NCBIアクセッション番号: NP_004644.2
• UniProtアクセッション番号: Q9BY66
• 輸送温度: wet ice
• ターゲットの翻訳後修飾: unmodified
• 遺伝子情報: human ... KDM5D(8284)

詳細

詳細

このhistone demethylase（別名：Lysine-specific demethylase 5D）は、ヒストンH3の ′Lys-4′に特異的であり、ヒストン機能と精子形成において中心的役割を担うことが知られています。トリメチル化およびジメチル化されたH3 ′Lys-4′を脱メチル化しますが、モノメチル化されたものは脱メチル化しません。Uniprot.orgでは、この酵素の2つの異なるアイソフォームが提示されています。

免疫原

ヒトJARID1Dに相当するKLH結合直鎖ペプチド。

アプリケーション

免疫細胞染色：2 µg/mL使用、mESCにおいてJARID1Dを検出できます。

免疫沈降：ヒト精巣組織ライセート中のJARID1Dを免疫沈降しました。

抗JARID1D抗体（ウサギポリクローナル抗体）を用いたJARID1D（別名：Lysine-specific demethylase 5D、Histocompatibility Y antigen、H-Y, Histone demethylase JARID1D）の検出は、WB、ICC、IPにおいて検証されています。

研究カテゴリー
エピジェネティクス・核内機能分子&

研究サブカテゴリー
ヒストン修飾タンパク質

品質

ヒト精巣組織ライセートにおいてウェスタンブロッティングにより評価済み。

ウェスタンブロッティング：0.5 µg/mLで使用、10 µgのヒト精巣組織ライセートにおいてJARID1Dを検出できます。

ターゲットの説明

実測値：約174 kDa。オルタナティブスプライシングのため、一部の細胞ライセート中では2つのアイソフォームが約167 kDaと約174 kDaの分子量の位置で観察されることもあります。分子量約255 kDaにおける未同定のバンドが、一部細胞ライセートで確認される可能性があります。

物理的形状

アフィニティー精製

精製ウサギポリクローナル抗体、150 mM塩化ナトリウムと0.05%アジ化ナトリウムを含有する0.1 Mトリス-グリシン緩衝液（pH7.4）に溶解。

保管および安定性

2～8°Cで受領日から1年間安定です。

アナリシスノート

コントロール
ヒト精巣組織ライセート

その他情報

濃度：ロットに固有の濃度につきましては試験成績書をご参照ください。

免責事項

メルクのカタログまたは製品に添付されたメルクのその他の文書に記載されていない場合、メルクの製品は研究用途のみを目的としているため、他のいかなる目的にも使用することはできません。このような目的としては、未承認の商業用途、in vitroの診断用途、ex vivoあるいはin vivoの治療用途、またはヒトあるいは動物へのあらゆる種類の消費あるいは適用などがありますが、これらに限定されません。

安全性情報

• 保管分類コード: 12 - Non Combustible Liquids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable