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Merck
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Key Documents

安全性情報

AB1413-I

Sigma-Aldrich

Anti-Interleukin-1β

from rabbit, purified by affinity chromatography

別名:

Interleukin-1 beta, IL-1 beta, IL-1b, IL-1beta

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About This Item

UNSPSCコード:
12352203
eCl@ss:
32160702
NACRES:
NA.41

由来生物

rabbit

品質水準

抗体製品の状態

affinity isolated antibody

抗体製品タイプ

primary antibodies

クローン

polyclonal

精製方法

affinity chromatography

化学種の反応性

mouse

化学種の反応性(ホモロジーによる予測)

gerbil (based on 100% sequence homology), hamster (based on 100% sequence homology), rat (based on 100% sequence homology)

テクニック

western blot: suitable

NCBIアクセッション番号

UniProtアクセッション番号

輸送温度

ambient

ターゲットの翻訳後修飾

unmodified

遺伝子情報

gerbil ... Il1B(110551400)
hamster ... Il1B(100775079)
mouse ... Il1B(16176)
rat ... Il1B(24494)

詳細

インターロイキン-1ベータ(UniProt;別名IL-1 beta、IL-1b、IL-1beta)は海産種の持つIl1b遺伝子(Gene ID 16176)によってコード化されています。インターロイキン-1(IL-1)は、急性および慢性炎症の調節で中心的な役割を果たすサイトカインです。形態の異なる2種類のIL-1(IL-1,IL-1)は2つの異なる遺伝子から転写され、膜結合性IL-1タイプ1受容体(IL-1R1)を介して類似した、しかし一部は重複しない、生物学的効果を及ぼします。Il1a- およびIl1b-ノックアウトマウスを用いた研究にり、IL-1(IL-1ではない)は、抗体特異T-細胞の活性化を介してT-細胞依存性抗体生産に関与することが示されています。IL1R1の細胞外ドメインに結合したIL-1は、IL-1受容体アクセサリータンパク質の補充を促進することにより、それに続いてIL-1R1およびIL1-R2の細胞質ドメインを介して行なわれるシグナル伝達を促進します。IL-1タイプ2受容体(IL1R2)はシグナル伝達を開始する能力を持たず、デコイ受容体としてのみ機能します。IL-1 (sIL-1R)のための可溶性受容体は膜結合受容体のタンパク質分解的切断または選択的スプライシングによって作り出され、Il-1へ結合しようとする膜結合IL1Rと競合する天然阻害剤として機能します。マウスIL-1ベータはプロペプチド配列(a.a. 1-117)を有して生成されますが、この配列は翻訳後に取り除かれて成熟タンパク質(a.a. 118-269)が生成されます。

特異性

このウサギポリクロナール抗体は約17 kDaの成熟IL-1ベータと約30 kDaプロフォームIL-1ベータの両方を検出しました。これに対応するヒトIL-1ベータ配列に見られる相違点は免疫原におけるアミノ酸1個のみです。IL-1アルファに免疫原配列は見られません。

免疫原

成熟マウスおよびラットIL-1ベータ配列のC末端の半分のドメインに対応するKLH結合直鎖ペプチド。

アプリケーション

このウサギポリクロナールAnti-Interleukin-1 Antibody(カタログ番号AB1413-I)はウェスタンブロッティングによるインターロイキン-1検出への使用が検証されています。
ウェスタンブロッティング:代表的なロットの2 µg/mLを使用して、マウス精巣組織およびLPS-stimulated RAW264.7細胞から調製したそれぞれ10 µgのライセート中の未成熟/成熟織IL-1betaを検出しました。
研究カテゴリー
炎症&免疫

品質

NIH/3T3細胞ライセートにおいてウェスタンブロッティングにより評価。

ウェスタンブロッティング:この抗体の2 µg/mLを使用して、10 µgのNIH/3T3細胞ライセート中のIL-1betaを検出しました。

ターゲットの説明

約17/30 kDa、実測。計算値:17.39/30.93 kDa(マウス成熟/プロフォーム)および17.32/30.64 kDa(ラット成熟/プロフォーム)。一部のライセートでは、特性が明らかになっていないバンドが認められることがあります。

関連事項

先発品:AB1413

物理的形状

アフィニティー精製。
精製ウサギポリクローナル抗体、150 mM塩化ナトリウムと0.05%アジ化ナトリウムを含有する0.1 Mトリス-グリシンバッファー(pH 7.4)に溶解。

保管および安定性

2~8°Cで受領日から1年間安定です。

その他情報

濃度:ロットに固有のデータシートを参照してください。

免責事項

メルクのカタログまたは製品に添付されたメルクのその他の文書に記載されていない場合、メルクの製品は研究用途のみを目的としているため、他のいかなる目的にも使用することはできません。このような目的としては、未承認の商業用途、in vitroの診断用途、ex vivoあるいはin vivoの治療用途、またはヒトあるいは動物へのあらゆる種類の消費あるいは適用などがありますが、これらに限定されません。

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保管分類コード

12 - Non Combustible Liquids

WGK

WGK 1

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

AB1413-I:


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