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詳細
ミエロペルオキシダーゼ（EC 1.11.2.2；UniProt：P05164）は、ヒトMPO遺伝子（Gene ID：4353）によってコードされています。ミエロペルオキシダーゼ/MPOは、好中球アズール親和性顆粒の主要成分である、骨髄分化過程で合成されるヘムタンパク質です。ミエロペルオキシダーゼは、シグナルペプチド配列（a.a.1-48）を有するa.a.745の一本鎖前駆体として産生され、その後、軽鎖（a.a.165-278）と重鎖（a.a. 279-745）に切断されます。成熟ミエロペルオキシダーゼは、2本の軽鎖と2本の重鎖で構成される四量体です。MPOは、過酸化水素依存性の酸化と、好中球の殺微生物活性の中心である次亜塩素酸の生成を触媒します。
特異性
免疫原配列は、ミエロペルオキシダーゼの前駆体および成熟型（a.a1-48、a.a1-154またはa.a1-164を除去）、ならびに切断された重鎖（a.a279-745）には存在しますが、軽鎖（a.a165-278）には存在しません。
免疫原
ヒトミエロペルオキシダーゼの重鎖領域内の配列に対応するKLH結合直鎖ペプチド。
アプリケーション
フローサイトメトリー：0.1 µgを使用、4%パラホルムアルデヒド固定、0.2% Triton X-100透過処理HL-60細胞中のミエロペルオキシダーゼ免疫反応を検出できます。
抗ミエロペルオキシダーゼ抗体（カタログ番号：07-496-I）は、ミエロペルオキシダーゼに特異性の高いウサギポリクローナル抗体であり、フローサイトメトリーおよびウェスタンブロッティングで検証済みです。
品質
ヒトJurkat細胞ライセートにおいてウェスタンブロッティングにより評価済み。
ウェスタンブロッティング：1 µg/mLで使用、10 µgのJurkat細胞ライセート中のミエロペルオキシダーゼ重鎖を検出できます。
ウェスタンブロッティング：1 µg/mLで使用、10 µgのJurkat細胞ライセート中のミエロペルオキシダーゼ重鎖を検出できます。
ターゲットの説明
約92/60 kDa（糖鎖付加前駆体／重鎖）が認められました。算出値：83.87/73.85/87.25 kDa（アイソフォームH17/H14/H7前駆体）、78.94/82.32 kDa（アイソフォームH17/H7からa.a.1-48プロペプチドを除去）、66.45/66.45/69.83 kDa（アイソフォームH17/H14/H7からa.a.1-154を除去）、65.48/65.48/68.86 kDa（アイソフォームH17/H7アイソフォームH17/H14/H7からa.a.1-164を除去）、52.51 kDa（重鎖；a.a.279-745）。一部のライセートでは、特性が明らかになっていないバンドが認められることがあります。
関連事項
先発品：07-496
その他情報
濃度：ロットに固有のデータシートを参照してください。
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保管分類コード
12 - Non Combustible Liquids
WGK
WGK 1
引火点(°F)
Not applicable
引火点(℃)
Not applicable
適用法令
試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。
Jan Code
07-496-I:
試験成績書（COA）
製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書（COA） を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。
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ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.
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