おすすめの製品
由来生物
rabbit
品質水準
抗体製品の状態
affinity isolated antibody
抗体製品タイプ
primary antibodies
クローン
polyclonal
精製方法
affinity chromatography
化学種の反応性
human
メーカー/製品名
Upstate®
テクニック
ChIP: suitable
dot blot: suitable
inhibition assay: suitable (peptide)
western blot: suitable
NCBIアクセッション番号
UniProtアクセッション番号
輸送温度
wet ice
ターゲットの翻訳後修飾
monomethylation (Lys20)
遺伝子情報
human ... H4C1(8359)
詳細
ヒストンは高度に保存されたタンパク質で、核DNAからクロマチンを構築するための構造的足場として機能します。ヒストン修飾は、DNAの転写、修復、組換え、複製を調節します。最も一般的に研究されている修飾は、アセチル化、リン酸化、メチル化、ユビキチン化です。これらの修飾は、局所的なクロマチン構造を変化させたり、特定のヒストン修飾を認識するトランス作用因子を動員したりする可能性があります(「ヒストンコード」仮説)。 lysine 20におけるヒストンH4のメチル化は、転写活性化、遺伝子サイレンシング、ヘテロクロマチン形成、有糸分裂、DN修復に関与しています。ヒストンH4は、細胞周期のG(2)期、M期、G(1)期においてLys20の位置で徐々ににメチル化され、H4Lys20のメチル化は、ヘテロクロマチンのマーカーです。哺乳類において、メスX染色体は、サイレンシングに重要なXist RNAにより覆われており、主にH3Lys9、H3Lys27、およびH4Lys20のメチル化により標識されます。
特異性
モノメチル化ヒストンH4
(Lys20)(r 11 kDa)を認識します。
(Lys20)(r 11 kDa)を認識します。
配列相同性に基づき、幅広い種での交差反応性が予想されています。
免疫原
エピトープ:モノメチルLys20
ヒトヒストンH4のアミノ酸15-24
(AKRHR[me1K]VLRD-C)に相当するKLH結合直鎖合成ペプチド。
(AKRHR[me1K]VLRD-C)に相当するKLH結合直鎖合成ペプチド。
アプリケーション
クロマチン免疫沈降:
HeLa細胞(IPの場合、2 X 106細胞相当)から調製された超音波分解クロマチンを、4 μLのネガティブコントロール抗体または抗モノメチルヒストンH4
(Lys4)抗体ならびにMagna ChIP Aキット(カタログ番号17-610)を使用してクロマチン免疫沈降しました。モノメチルヒストンH4 (Lys20)関連DNAフラグメントの免疫沈降の成功は、GAPDHコード領域ChIPプライマーまたはGAPDHプロモーターに相当するコントロールプライマーを用いるqPCRにより検証されました。
実験の詳細については、EZ-Magna ChIP A(カタログ番号17-408)またはEZ-ChIP(カタログ番号17-371)のプロトコルを参照してください。
ドットブロット:さまざまな修飾を持つヒストンペプチドが含まれるAbsurance Histone H3 Antibody Specificity Array(カタログ番号16-667)およびAbsurance Histone H2A, H2B, H4 Antibody Specificity Array(カタログ番号16-665)は、希釈倍率1:1000においてAnti-monomethyl Histone H4 (Lys20)(カタログ番号07-1570-S)を用いて調べました。タンパク質は、HRP結合ロバ抗ウサギIgGおよび化学発光検出システムを用いてタンパク質を可視化しました。
ウェスタンブロッティング:
0.1 μg/mLのタンパク質は、ヤギ抗ウサギ二次抗体、HRP結合および化学発光検出システム可視化しました(図を参照)
ペプチド阻害アッセイ:
40 μgのモノメチルLys20含有ヒストンH4ペプチドは、HeLa細胞の酸抽出物のイムノブロッティングにおいて、抗モノメチルヒストンH4 (Lys20)によるヒストンH3の検出を消失させました(図を参照)。
HeLa細胞(IPの場合、2 X 106細胞相当)から調製された超音波分解クロマチンを、4 μLのネガティブコントロール抗体または抗モノメチルヒストンH4
(Lys4)抗体ならびにMagna ChIP Aキット(カタログ番号17-610)を使用してクロマチン免疫沈降しました。モノメチルヒストンH4 (Lys20)関連DNAフラグメントの免疫沈降の成功は、GAPDHコード領域ChIPプライマーまたはGAPDHプロモーターに相当するコントロールプライマーを用いるqPCRにより検証されました。
実験の詳細については、EZ-Magna ChIP A(カタログ番号17-408)またはEZ-ChIP(カタログ番号17-371)のプロトコルを参照してください。
ドットブロット:さまざまな修飾を持つヒストンペプチドが含まれるAbsurance Histone H3 Antibody Specificity Array(カタログ番号16-667)およびAbsurance Histone H2A, H2B, H4 Antibody Specificity Array(カタログ番号16-665)は、希釈倍率1:1000においてAnti-monomethyl Histone H4 (Lys20)(カタログ番号07-1570-S)を用いて調べました。タンパク質は、HRP結合ロバ抗ウサギIgGおよび化学発光検出システムを用いてタンパク質を可視化しました。
ウェスタンブロッティング:
0.1 μg/mLのタンパク質は、ヤギ抗ウサギ二次抗体、HRP結合および化学発光検出システム可視化しました(図を参照)
ペプチド阻害アッセイ:
40 μgのモノメチルLys20含有ヒストンH4ペプチドは、HeLa細胞の酸抽出物のイムノブロッティングにおいて、抗モノメチルヒストンH4 (Lys20)によるヒストンH3の検出を消失させました(図を参照)。
抗モノメチルヒストンH4 (Lys20)抗体、トライアルサイズ/パックは、モノメチルヒストンH4 (Lys20)(別名:H4K20me1、Histone H4 (mono methyl K20)、H4 histone family member A)を検出するためのウサギモノクローナル抗体であり、WBにおいて検証されています。&
研究カテゴリー
エピジェネティクス・核内機能分子&
エピジェネティクス・核内機能分子&
研究サブカテゴリー
クロマチン生物学
ヒストン
クロマチン生物学
ヒストン
品質
ウェスタンブロッティングによりルーチン評価済み
ターゲットの説明
約11 kDa
物理的形状
アフィニティクロマトグラフィー
アフィニティークロマトグラフィーにより血清から精製。濃度1 mg/mlで、15mM NaCl、0.05% NaN3含有0.1M Tris-Glycine(pH7.4)に溶解。
保管および安定性
-20°Cで受領日から1年間安定です。
取扱い推奨事項:受領後キャップを取り外す前に、バイアルを遠心して、溶液を穏やかに混合してください。微小遠心管に分注してから、-20°Cで保存してください。凍結融解を繰り返さないでください。IgGに損傷を与える、または製品性能に影響を及ぼすおそれがあります。
取扱い推奨事項:受領後キャップを取り外す前に、バイアルを遠心して、溶液を穏やかに混合してください。微小遠心管に分注してから、-20°Cで保存してください。凍結融解を繰り返さないでください。IgGに損傷を与える、または製品性能に影響を及ぼすおそれがあります。
アナリシスノート
コントロール
HeLa細胞酸抽出物。
HeLa細胞酸抽出物。
法的情報
UPSTATE is a registered trademark of Merck KGaA, Darmstadt, Germany
免責事項
メルクのカタログまたは製品に添付されたメルクのその他の文書に記載されていない場合、メルクの製品は研究用途のみを目的としているため、他のいかなる目的にも使用することはできません。このような目的としては、未承認の商業用途、in vitroの診断用途、ex vivoあるいはin vivoの治療用途、またはヒトあるいは動物へのあらゆる種類の消費あるいは適用などがありますが、これらに限定されません。
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保管分類コード
12 - Non Combustible Liquids
WGK
WGK 1
引火点(°F)
Not applicable
引火点(℃)
Not applicable
適用法令
試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。
Jan Code
07-1570-S:
試験成績書(COA)
製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。
Developmental biology, 304(1), 46-52 (2007-01-19)
Methylation of specific amino acids in histone tails is responsible for packaging DNA into condensed, repressed chromatin, and into open chromatin that is accessible to the transcription machinery. Monomethylation and trimethylation of histone H4-lysine 20 (H4-K20) control the formation of
ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.
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