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Merck
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主要文書

安全性情報

05-201

Sigma-Aldrich

Anti-Fas Antibody

UPSTATE®, mouse monoclonal, CH11

別名:

APO-1 cell surface antigen, CD95 antigen, Fas (TNF receptor superfamily, member 6), Fas AMA, Fas antigen, apoptosis antigen 1, tumor necrosis factor receptor superfamily, member 6

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About This Item

UNSPSCコード:
12352203
eCl@ss:
32160702
NACRES:
NA.41

製品名

抗Fas抗体(ヒト、活性)、クローンCH11, clone CH11, Upstate®, from mouse

由来生物

mouse

品質水準

抗体製品の状態

affinity purified immunoglobulin

抗体製品タイプ

primary antibodies

クローン

CH11, monoclonal

精製方法

affinity chromatography

交差性

human

メーカー/製品名

Upstate®

テクニック

flow cytometry: suitable
immunocytochemistry: suitable
western blot: suitable

アイソタイプ

IgM

NCBIアクセッション番号

UniProtアクセッション番号

輸送温度

dry ice

ターゲットの翻訳後修飾

unmodified

遺伝子情報

human ... FAS(355)

詳細

Fas/APO-1/CD95(36 kDa)は、膜貫通受容体のファミリーである腫瘍壊死因子(TNF)受容体スーパーファミリーのメンバーです。Fasは、アポトーシス細胞死の重要なメディエーターであることと、炎症に関与することが分かっています。Fasリガンド(Fas-L)の結合は、標的細胞膜内のFasの三量化を誘導します。Fasの活性化は、Fasのデスドメインと、デスドメインを持つFas関連タンパク質(FADD)との間の相互作用を介してFADDの動員を引き起こします。プロカスパーゼ8は、FADDのデスエフェクタードメイン(DED)とプロカスパーゼ8との間の相互作用を介してFas-結合FADDと結合し、カスパーゼ8の活性化をもたらします。活性化したカスパーゼ8は、他のプロカスパーゼを切断(活性化)し、最終的にアポトーシスにつながるカスパーゼカスケードを実質的に開始します。カスパーゼは核ラミンを切断し、核を崩壊させてその正常構造を失わせます。Fas-誘導アポトーシスは、FLICE阻害タンパク質(FLIP)、Bcl-2、またはサイトカイン反応修飾物質A(CrmA)のいずれかにより、いくつかのステージで効果的に阻止することができます。

生物活性
この抗体は、Fasを発現するヒト細胞で細胞溶解活性を示します。ヒトFasをコードしているcDNAでトランスフェクトされたマウスWR19L細胞およびL929細胞は、この抗体に反応してアポトーシスを起こします。

特異性

この抗体はTNFを認識せず、マウスFasと交差反応しません。 Fasリガンドは、ヒト、マウスおよびラット系でアポトーシスを誘導します。
この抗体は、骨髄性細胞、Tリンパ芽球様細胞、および2倍体線維芽細胞を含むさまざまなヒト細胞で発現する、ヒト細胞表面抗原Fas、Mr 43 kDaを認識します。

免疫原

FS-7(ヒト2倍体線維芽細胞株)。 クローンCH-11。

アプリケーション

この抗Fas抗体(ヒト、活性)、クローンCH11を用いたFasの検出は、フローサイトメトリー(FC)、免疫細胞染色(IC)およびウェスタンブロッティング(WB)への使用が公表およびバリデーションされています。
ウェスタンブロッティング:
0.5~2 μg/mLを使用、Raji細胞ライセートでFasを検出しました。
免疫細胞染色:
5~10 μg/mLを使用、4%ホルマリン/2% 酢酸で固定したHeLa細胞でFasを検出しました。
フローサイトメトリー:
独立した研究所において20 μg/mLの抗Fas、クローンCH11を使用してテストしています(Yonehara, S., 1989; Kobayashi, N., 1990)。
研究カテゴリー
アポトーシスおよび癌
研究サブカテゴリー
アポトーシス-追加

品質

通常はFasを発現するヒト細胞で細胞溶解活性を示すことにより評価されます。ヒトFasをコードしているcDNAでトランスフェクトされたマウスWR19L細胞およびL929細胞は、この抗体に反応してアポトーシスを起こします。

アポトーシスアッセイ分析:
15~20 µg/mLのこの抗体は、処理後24時間の時点でヒトJurkat細胞のアポトーシスを83%の死亡率で最大限に誘導できます。

ターゲットの説明

43 kDa

物理的形状

PBS(pH 7.2)と50%グリセロール含有するバッファー中の精製マウスモノクローナルIgM抗体で、 -20ºCの液体です。
イムノアフィニティークロマトグラフィー

保管および安定性

-20°Cで受領日から1年間安定です。製品の回復を最大化させるため、キャップを外す前の元のバイアルを遠心分離してください。

アナリシスノート

コントロール
ヒト肝腫瘍、ヒト乳房腫瘍またはJurkat全細胞ライセート、Raji細胞ライセート

その他情報

濃度:ロットに固有の濃度につきましては試験成績書をご参照ください。

法的情報

UPSTATE is a registered trademark of Merck KGaA, Darmstadt, Germany

免責事項

メルクのカタログまたは製品に添付されたメルクのその他の文書に記載されていない場合、メルクの製品は研究用途のみを目的としているため、他のいかなる目的にも使用することはできません。このような目的としては、未承認の商業用途、in vitroの診断用途、ex vivoあるいはin vivoの治療用途、またはヒトあるいは動物へのあらゆる種類の消費あるいは適用などがありますが、これらに限定されません。

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保管分類コード

12 - Non Combustible Liquids

WGK

WGK 2

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

05-201:


試験成績書(COA)

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G Linsinger et al.
Molecular and cellular biology, 19(5), 3299-3311 (1999-04-17)
Recent work suggests a participation of mitochondria in apoptotic cell death. This role includes the release of apoptogenic molecules into the cytosol preceding or after a loss of mitochondrial membrane potential DeltaPsim. The two uncouplers of oxidative phosphorylation carbonyl cyanide
F Basolo et al.
Laboratory investigation; a journal of technical methods and pathology, 80(9), 1413-1419 (2000-09-27)
The Fas-FasL system seems to mediate thyrocyte death in Hashimoto's thyroiditis. In thyroid cancer, down-regulation of bcl-2 seems to alter apoptosis control. We compared the expression of immunoreactive Fas and FasL in normal thyroid with that of tumors ranging from
M MacFarlane et al.
The Journal of cell biology, 148(6), 1239-1254 (2000-03-22)
Tumor necrosis factor-related apoptosis- inducing ligand (TRAIL) -induced apoptosis, in transformed human breast epithelial MCF-7 cells, resulted in a time-dependent activation of the initiator caspases-8 and -9 and the effector caspase-7. Cleavage of caspase-8 and its preferred substrate, Bid, preceded
A L Kim et al.
The Journal of biological chemistry, 274(49), 34924-34931 (1999-11-27)
A p53-derived C-terminal peptide induced rapid apoptosis in breast cancer cell lines carrying endogenous p53 mutations or overexpressed wild-type (wt) p53 but was not toxic to nonmalignant human cell lines containing wt p53. Apoptosis occurred through a Fas/APO-1 signaling pathway
J B Mannick et al.
Science (New York, N.Y.), 284(5414), 651-654 (1999-04-24)
Only a few intracellular S-nitrosylated proteins have been identified, and it is unknown if protein S-nitrosylation/denitrosylation is a component of signal transduction cascades. Caspase-3 zymogens were found to be S-nitrosylated on their catalytic-site cysteine in unstimulated human cell lines and

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