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SMC^® ヒト IFN-α2 高感度イムノアッセイキット

• 別名: IFN-alpha-2 Single Molecule Counting Kit, IFN-alpha-2 immunoassay kit, IFN-alpha-2 ultra-sensitive immunoassay, Interferon alpha-A immunoassay kit
• UNSPSCコード: 12161503
• NACRES: NA.84

特性

• 化学種の反応性: canine, feline, porcine, rat, nonhuman primates
• メーカー／製品名: SMC^®
• assay range: sensitivity: 0.062 pg/mL; (lower limit of quantification); inter-assay cv: <13%; intra-assay cv: <9%
• テクニック: ELISA: suitable; single molecule counting: suitable
• 関連疾患: autoimmune diseases
• 保管温度: 2-8°C

詳細

詳細

ヒトインターフェロンα2（IFNa2）は IFN ファミリーに属するサイトカインで、免疫応答において抗ウイルス作用、抗腫瘍作用、抗増殖作用を示します。IFNa2 はウイルス感染細胞から分泌され、ウイルス感染を抑制する作用があります。また、ループスや筋炎などの自己免疫疾患にも関与しています。IFNa と IFNß が自己免疫において果たす病原的役割の根底にある作用機序は十分に解明されていませんが、その役割を明らかにすることは、慢性炎症や免疫におけるこれらのサイトカインの理解を深めることにつながります。

SMC^® ヒト IFN-α2 高感度イムノアッセイキットには、アッセイを行うために必要なすべての試薬が含まれています。このアッセイでは、標準的なプレートフォーマットで構成された標準的なイムノアッセイワークフローを利用します。
アッセイプロトコルは既存のサンドイッチELISA法に似ていますが、主に以下の2つの違いがあります：
1) 溶出バッファーがサンドイッチを中断させ、標識された検出抗体を定量のために分離します。
2) ErennaおよびSMCxPRO^®イムノアッセイシステムが、1分子カウント（SMC^®）技術を用いて分析物を検出します。

特異性

交差反応性：
このアッセイは、rhIFN-β、rhIFN-γ、rhIFN-λ1 (IL-29)、rhIFN-λ2 (IL28A)、rhIFN-λ3 (IL-28B)、rhIFN-ω、IFN-α2a、IFN-α2b and IFN-α との交差反応性についてテストされています。

• rhIFN-ß、rhIFN-γ、rhIFN-λ1 (IL-29)、rhIFN-λ2 (IL-28A),rhIFN-λ3 (IL-28B)、rhIFN-ω との交差反応性は検出されませんでした。
• IFN-α2a との交差反応性は 100% です。
• IFN-α2b との交差反応性は 49% です。
• IFN-α との交差反応性は 3% です。

精度：

• 最低5個の血清サンプルを添加、平均回収率102パーセント、範囲92～111パーセント
• 最低5個の血漿サンプルを添加、平均回収率96パーセント、範囲89～107パーセント

アプリケーション

研究のカテゴリ：

• 炎症 & 免疫

研究サブカテゴリー：

• 炎症性疾患
• 免疫応答
• 自己免疫疾患

1 分子カウント（SMC^®）技術の感度により、 ヒト血清、血漿中の IFN-a2 の定量において、SMC^® ヒト IFN-a2 高感度イムノアッセイキットの比類なき性能が得られます。

特徴および利点

この新しい合理化されたキットには以下の特長があります：

• サンプル調製とインキュベーションの選択肢が改善されている
• 標準品の凍結乾燥により、一つの保存条件でキットを提供
• プレート移動ステップを削除
• 自動化に対応するために試薬容量を増量している
• SMCxPRO^® と Erenna の両方で検証済み

構成

• アッセイバッファー
• IFN-a2 コーティングビーズ
• 標準希釈液
• IFN-a2 検出抗体
• IFN-a2 標準品
• 10X洗浄バッファー
• バッファーD
• 溶出バッファーB

アナリシスノート

Studied using five normal plasma samples run in triplicate by 3 different operators on 3 different days.

法的情報

SMC is a registered trademark of Singulex

SMCxPRO is a registered trademark of Merck KGaA, Darmstadt, Germany

免責事項

IFN-α2 はラット、ブタ、非ヒト霊長類、ネコ、イヌのサンプルで検出できましたが、これらの動物種に対するアッセイは検証されていません。

メルクのカタログまたは製品に添付されたメルクのその他の文書に記載されていない場合、メルクの製品は研究用途のみを目的としているため、他のいかなる目的にも使用することはできません。このような目的としては、未承認の商業用途、in vitroの診断用途、ex vivoあるいはin vivoの治療用途、またはヒトあるいは動物へのあらゆる種類の消費あるいは適用などがありますが、これらに限定されません。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS06,GHS08
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H302 + H332,H311,H319,H360FD,H412
• 注意書き: P273 - P280 - P301 + P312 - P302 + P352 + P312 - P304 + P340 + P312 - P308 + P313
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 3 Dermal - Acute Tox. 4 Inhalation - Acute Tox. 4 Oral - Aquatic Chronic 3 - Eye Irrit. 2 - Repr. 1B
• 保管分類コード: 6.1C - Combustible acute toxic Cat.3 / toxic compounds or compounds which causing chronic effects