B82200

4-ブロモトルエン

98%

• 別名: 1-Methyl-4-bromobenzene, 4-Bromo-1-methylbenzene, 4-Methyl-1-bromobenzene, 4-Methylbromobenzene, 4-Tolyl bromide, p-Bromo(methyl)benzene, p-Methylbromobenzene, p-Tolyl bromide
• 化学式: CH₃C₆H₄Br
• CAS番号: 106-38-7
• 分子量: 171.03
• Beilstein: 1903636
• EC Number: 203-391-8
• MDL番号: MFCD00000109
• UNSPSCコード: 12352100
• PubChem Substance ID: 24892060
• NACRES: NA.22

特性

• 品質水準: 200
• アッセイ: 98%
• フォーム: solid
• bp: 184 °C (lit.)
• mp: 26-29 °C (lit.)
• 密度: 1.39 g/mL at 25 °C (lit.)
• SMILES記法: Cc1ccc(Br)cc1
• InChI: 1S/C7H7Br/c1-6-2-4-7(8)5-3-6/h2-5H,1H3
• InChI Key: ZBTMRBYMKUEVEU-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

4-ブロモトルエンは、p-置換臭化アリールです。4-ブロモトルエンは、CuI/K₂CO₃/phen系によって触媒される、2,4-ジメチルフェノールとのC-Oカップリング反応を受けます。in situ エレクトロスプレーイオン化質量分析（ESI-MS）により、反応の中間体として錯体[Cu(phen)(1-(2,4-ジメチルフェノキシ)-4-メチルベンゼン)]⁺、{H[Cu(phen)(2,4-ジメチルフェノキシ)]}⁺、[Cu(2,4-ジメチルフェノキシ)₂]^- が報告されました。触媒となる酢酸パラジウム(II)存在下での、4-ブロモトルエンと非蛍光性フェニルボロン酸（PBA）の鈴木カップリング反応が研究されています。微細構造連続反応器における、4-ブロモトルエンとピペリジンのパラジウム触媒C-Nクロスカップリング反応が報告されています。4-ブロモトルエンは、in situで生成された、パラジウムとホスフィン官能基化N-ヘテロ環状カルベン配位子の錯体の存在下で、スチレンとHeck反応を受けることが報告されています。

アプリケーション

4-ブロモトルエンは、Cu/Pd触媒脱炭酸クロスカップリング反応によるケトンの合成に使用されました。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS07,GHS09
• シグナルワード: Warning
• 危険有害性情報: H332,H411
• 注意書き: P261 - P271 - P273 - P304 + P340 + P312 - P391 - P501
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 4 Inhalation - Aquatic Chronic 2
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves