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ホームタンパク質精製合成ペプチドに含まれる不純物

合成ペプチドに含まれる不純物

お客様から、ペプチドサンプルに存在する他の物質(不純物)は何かとたずねられることがよくあります。これは、サンプルが逆相HPLCを用いて精製されたかどうかによって大きく異なります。以下の表に2つの状況の違いをまとめます。

未精製ペプチドに認められる不純物

  • ・欠失配列
  • ・トランケーション配列
  • ・脱保護が不完全な配列
  • ・切断中に修飾された配列(ペプチドの他部位に保護基が再結合したもの)
  • ・DTT(ジチオスレイトール)
  • ・TFA(トリフルオロ酢酸)
  • ・酢酸
  • ・プロリン異性化やイソアスパルチミド形成などの副反応を起こしたペプチド。

    (不純物にはペプチドとペプチド以外の両方があることにご注意ください。)


精製ペプチドに認められる不純物

  • ・欠失配列
  • ・トランケーション配列
  • ・脱保護が不完全な配列
  • ・切断中に修飾された配列(ペプチドの他部位に保護基が再結合したもの)
  • ・TFA(トリフルオロ酢酸)
  • ・プロリン異性化やアスパルチミド形成などの副反応を起こしたペプチド。

    (不純物は、TFA塩を除いて、修飾された配列を有するペプチドが大部分を占めることにご注意ください。)
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