Protein G・Protein Aの各種IgGへの結合
Affinity Chromatography Vol. 1:Antibodies, GE Healthcare, 2016より抜粋
Fc領域への特異性の違いを利用して未処理のサンプルまたは仔ウシ血清添加培地から1ステップで精製する場合、宿主IgGも同時に精製してしまい、微量ながら血清タンパク質を結合する可能性もあります。IgGの微量混入を防ぐには、たとえばNHS活性化セファロースを結合した抗宿主IgG抗体を用いた免疫特異的アフィニティ、Capto™ adhereなどを用いたイオン交換クロマトグラフィー(IEX)、または疎水性相互作用クロマトグラフィー(HIC、6章)など、別手法をご検討ください。
* HiTrap IgM精製HPカラムで精製
† HiTrap IgY精製HPカラムで精製
++++=強い結合
++=中程度の結合
—=弱い結合または結合しない
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