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Merck
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安全性情報

T0706

Sigma-Aldrich

トロポエラスチン ヒト

recombinant, expressed in E. coli, 1 mg

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About This Item

EC Number:
UNSPSCコード:
12352202
NACRES:
NA.75

リコンビナント

expressed in E. coli

品質水準

詳細

1 mg recombinant human Tropoelastin as lyophilized powder.

無菌性

electron beam irradiated

濃度

1 mg

不純物

≤10 EU/mL Endotoxin

保管温度

−20°C

詳細

トロポエラスチンは、60~72 kDaの選択的スプライシングされた細胞外マトリックスタンパク質です。エラスチンの可溶性前駆体であり、弾性組織に分布しています。トロポエラスチンは、N末端の26個のアミノ酸から成るシグナルペプチドと、エラスチンへの取り込みおよび細胞相互作用の両方に必要な、高塩基性で強固に保存されたC末端ドメインで構成されています。また、疎水性ドメインときわめて高親水性ドメインであるエクソン26Aを特徴としています。

アプリケーション

調製手順
この手順をガイドラインとし、選択した培養システムに最適なコーティング条件を決定してください。

1. 無菌0.25%氷酢酸溶液1 mLをトロポエラスチン1 mgを入れた血清バイアルに加えます。
2. 材料が完全に溶解するまで、内容物を静かに混ぜます。溶液はわずかに濁っている場合があります。
3. 必要に応じて、血清バイアルから希釈容器に必要量の溶液を移します。無菌0.25%酢酸溶液を使用し、さらに目的濃度まで希釈します。通常の作業濃度は1~50 μg/mLです。
4. 適切な量の希釈トロポエラスチン材料を培養表面に追加します。
5. 室温または37℃で、カバーをし、約1.5時間インキュベートします。
6. インキュベーション後、残っている材料を吸引します。
7. コーティングされた表面を滅菌水で丁寧に洗い流し、表面に傷を付けないようにします。
8. コーティングされた表面はすぐに使用できます。また、2~10℃の湿気のある場所で保存するか、無菌性を維持する場合は風乾して保存します。
注:無菌性を維持するには、無菌操作によりクリーンベンチ内ですべての操作を行います。

生物化学的/生理学的作用

トロポエラスチンはコアセルベーションの特性を示し、繊維の形成および集合に重要な役割を果たします。トロポエラスチンの異常は、遺伝性疾患である皮膚弛緩症(皮膚の弾力性喪失)の発症に関連しています。

特徴および利点

トロポエラスチンは天然状態で入手可能です。細胞による合成直後および細胞外マトリックスへの輸出中に架橋されるため、ユニークです。

品質

同一性と純度はSDS-PAGEにより定性的に評価しています。

その他情報

可溶化前に-20℃で保存することをお勧めします。再構成後、2~10℃で保存することをお勧めします。

-20℃で保存した場合、有効期間は24ヵ月です。2~10℃で保存した場合、再構成後の有効期間は3ヵ月です。

保管分類コード

11 - Combustible Solids

WGK

WGK 3

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

T0706-1MG-PW:
T0706-BULK:
T0706-VAR:
T0706-1MG:


試験成績書(COA)

製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。

以前この製品を購入いただいたことがある場合

文書ライブラリで、最近購入した製品の文書を検索できます。

文書ライブラリにアクセスする

Domains in Tropoelastin That Mediate Elastin Deposition in Vitro and in Vivo.
Kozel, B., et al.
The Journal of Biological Chemistry, 2378 (20), 18491-18498 (2003)
Jeff Holst et al.
Nature biotechnology, 28(10), 1123-1128 (2010-10-05)
Surprisingly little is known about the effects of the physical microenvironment on hemopoietic stem and progenitor cells. To explore the physical effects of matrix elasticity on well-characterized primitive hemopoietic cells, we made use of a uniquely elastic biomaterial, tropoelastin. Culturing
Nasim Annabi et al.
Advanced materials (Deerfield Beach, Fla.), 28(1), 40-49 (2015-11-10)
A highly elastic hybrid hydrogel of methacryloyl-substituted recombinant human tropoelastin (MeTro) and graphene oxide (GO) nanoparticles are developed. The synergistic effect of these two materials significantly enhances both ultimate strain (250%), reversible rotation (9700°), and the fracture energy (38.8 ±
Coacervation of tropoelastin results in fiber formation.
Cox B A, et al.
The Journal of Biological Chemistry, 249(3), 997-998 (1974)
Tropoelastin.
Wise S G and Weiss A S
The International Journal of Biochemistry & Cell Biology, 41(3), 494-497 (2009)

ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

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