詳細
BCR(ブレイクポイントクラスター領域遺伝子)は、セリン/スレオニンキナーゼ活性を有するリン酸化タンパク質をコードしています。慢性骨髄性白血病(CML)において、ヒトがん遺伝子c-ABLは、第9染色体から第22染色体(BCR関連領域)へ転座しています。慢性顆粒球性白血病(CGL)で観察されるような従来のt(9;22)転座では、第9染色体から転座したc-ABL遺伝子がプラスされたBCRの遺伝子産物を構成するハイブリッド型のDNAユニットが生じています。このBCR-ABLハイブリッドタンパク質(p210)は、チロシンキナーゼ活性が増大しています。p210タンパク質と同様のDNA再編成は、フィラデルフィア陽性骨髄性白血病(ALL)の場合でも確認されています。
物理的形状
50 mM Tris-HCl(pH 7.5, 150 mM NaCl, 10 mMグルタチオン, 0.1 mM EDTA, 0.25 mM DTT, 0.1 mM PMSF, 25%グリセロール含有)を用いた溶液として調製されています。
調製ノート
開封後はそれぞれの目的に応じて少量ずつ分注し、-70°Cで保存してください。また、取扱いや凍結融解について、繰り返しのご使用は避けてください。
保管分類コード
10 - Combustible liquids
WGK
WGK 1
引火点(°F)
Not applicable
引火点(℃)
Not applicable
適用法令
試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。
カルタヘナ法
カルタヘナ法
Jan Code
SRP5167-20UG:
最新バージョンのいずれかを選択してください:
Molecular and cellular biology, 7(5), 1955-1960 (1987-05-01)
In chronic myelocytic leukemia, the human c-abl oncogene is translocated from chromosome 9 to a region on chromosome 22 designated as the breakpoint cluster region (bcr) (A. de Klein, A. Guerts van Kessel, G. Grosveld, C. R. Bartram, A. Hagemeyer
Cytotechnology, 1(1), 33-36 (1987-10-01)
In classical t(9;22) translocation, as observed in chronic granulocytic leukemia (CGL), a hybrid DNA unit is produced, including a rearranged PHL gene, previously known as bcr (breakpoint cluster region) plus the translocated c-abl gene from chromosome 9: a hybrid bcr-abl
ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.
製品に関するお問い合わせはこちら(テクニカルサービス)