詳細
SLK(またはLOSK)は、微小管や中心体にかかわるSte20様プロテインキナーゼです。ドミナントネガティブ変異体またはRNAiによりSLK活性を阻害すると、非集束性の微小管配列がもたらされることから、SLKは、微小管の編成やゴルジ複合体の適正な局在化に必要であることが示唆されています。v-Srcの発現は、SLKを直接リン酸化して活性を阻害する能力があるCK2分子を通じてSLKの活性をダウンレギュレーションしますが、v-Src形質転換細胞でCK2が阻害されると、SLKは正常な活性を示します。また、CK2とSLKは、フィブロネクチンコーティング基質上で伸展する繊維芽細胞において、同時に存在するとみられています。
物理的形状
50 mM Tris-HCl(pH 7.5, 150 mM NaCl, 10 mMグルタチオン, 0.1 mM EDTA, 0.25 mM DTT, 0.1 mM PMSF, 25%グリセロール含有)を用いた溶液として調製されています。
調製ノート
開封後はそれぞれの目的に応じて少量ずつ分注し、-70°Cで保存してください。また、取扱いや凍結融解について、繰り返しのご使用は避けてください。
法的情報
PRECISIO is a registered trademark of Merck KGaA, Darmstadt, Germany
保管分類コード
10 - Combustible liquids
WGK
WGK 1
適用法令
試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。
カルタヘナ法
カルタヘナ法
Jan Code
SRP5086-10UG:
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LOSK (SLK) protein kinase activity is necessary for microtubule organization in the interphase cell centrosome.
A V Burakov et al.
Doklady biological sciences : proceedings of the Academy of Sciences of the USSR, Biological sciences sections, 403, 317-319 (2005-12-20)
Ziad Chaar et al.
The Journal of biological chemistry, 281(38), 28193-28199 (2006-07-14)
We have previously shown that the Ste20-like kinase SLK is a microtubule-associated protein inducing actin stress fiber disassembly. Here, we show that v-Src expression can down-regulate SLK activity. This down-regulation is independent of focal adhesion kinase but requires v-Src kinase
ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.
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