リコンビナント
expressed in baculovirus infected Sf9 cells
製品種目
PRECISIO® Kinase
アッセイ
≥70% (SDS-PAGE)
形状
buffered aqueous glycerol solution
比活性
2.1-2.9 nmol/min·mg
分子量
~114 kDa
NCBIアクセッション番号
輸送温度
dry ice
保管温度
−70°C
遺伝子情報
human ... CHUK(1147)
詳細
IKKαは、転写因子NF-κB複合体の阻害分子であるIκBタンパク質をリン酸化するセリン/スレオニンプロテインキナーゼです。IκBタンパク質のリン酸化は、ユビキチン化のパスウェイを通じて阻害分子の分解を誘発し、NF-κB複合体の活性化を引き起こします。さらに、IKKαは、サイトカイン曝露の後にプロモーターに結合したヒストンのリン酸化をコントロールしており、NF-κBに依存した遺伝子発現を制御する調節因子として不可欠であると言われています。また、IKKαは、IFNαの産生を誘導するシグナル分子複合体であるCTTP(cytoplasmic transductional-transcriptional processor)の重要な成分であることがわかっています。その他、表皮において、分裂促進性あるいは血管新生のシグナルをアンタゴナイズすることから、腫瘍の進行や転移の抑制に関与することも報告されています。
物理的形状
50 mM Tris-HCl(pH 7.5, 150 mM NaCl, 10 mMグルタチオン, 0.1 mM EDTA, 0.25 mM DTT, 0.1 mM PMSF, 25%グリセロール含有)を用いた溶液として調製されています。
調製ノート
開封後はそれぞれの目的に応じて少量ずつ分注し、-70°Cで保存してください。また、取扱いや凍結融解について、繰り返しのご使用は避けてください。
法的情報
PRECISIO is a registered trademark of Merck KGaA, Darmstadt, Germany
保管分類コード
10 - Combustible liquids
WGK
WGK 1
引火点(°F)
Not applicable
引火点(℃)
Not applicable
適用法令
試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。
カルタヘナ法
カルタヘナ法
Jan Code
SRP5040-10UG:
試験成績書(COA)
製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。
Nature communications, 8(1), 359-359 (2017-08-27)
Stimulation of TNFR1 by TNFα can promote three distinct alternative mechanisms of cell death: necroptosis, RIPK1-independent and -dependent apoptosis. How cells decide which way to die is unclear. Here, we report that TNFα-induced phosphorylation of RIPK1 in the intermediate domain
Nature, 423(6940), 659-663 (2003-06-06)
NF-kappaB is a principal transcriptional regulator of diverse cytokine-mediated processes and is tightly controlled by the IkappaB kinase complex (IKK-alpha/beta/gamma). IKK-beta and IKK-gamma are critical for cytokine-induced NF-kappaB function, whereas IKK-alpha is thought to be involved in other regulatory pathways.
Nature, 440(7086), 949-953 (2006-04-14)
The Toll-like receptor (TLR) family has important roles in microbial recognition and dendritic cell activation. TLRs 7 and 9 can recognize nucleic acids and trigger signalling cascades that activate plasmacytoid dendritic cells to produce interferon-alpha (IFN-alpha) (refs 7, 8). TLR7/9-mediated
ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.
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