由来生物
human
リコンビナント
expressed in insect cells
アッセイ
≥70% (SDS-PAGE)
形状
frozen liquid
分子量
~89.1 kDa
包装
pkg of 10 μg
保管条件
avoid repeated freeze/thaw cycles
濃度
600 μg/mL
色
clear colorless
NCBIアクセッション番号
UniProtアクセッション番号
輸送温度
dry ice
保管温度
−70°C
遺伝子情報
human ... STAT1(6772)
詳細
Signal transducers and activators of transcription 1 (STAT1) gene is mapped to human chromosome 2q32.2-q32.3. STAT1 protein exists in two isoforms STAT1α and STAT1β with molecular weight of 91kDa and 84kDa, respectively. The encoded protein show ubiquitous expression. STAT1 is a member of STAT family of proteins.
生物化学的/生理学的作用
シグナル伝達性転写因子(STAT)タンパク質は、サイトカイン、ホルモン、および成長因子シグナル伝達に関わる、潜在的な細胞質性転写因子です。哺乳動物細胞の転写因子STATファミリーには、STAT1、STAT2、STAT3、STAT4、STAT5a、STAT5bおよびSTAT6という、7つのメンバーが同定されています。STATタンパク質は、細胞増殖、分化、アポトーシス、胎児の発生、形質転換、炎症、免疫応答など、多種多様な生理的プロセスを媒介しています。受容体に結合したSTATは、C末端の1つのチロシン残基がリン酸化されます。修飾されたSTATは受容体サブユニットの細胞質領域から放出され、1つのSTATのホスホチロシンと別のSTATのSH2ドメインとの間の相互作用を介して、ホモ二量体またはヘテロ二量体を形成します。二量体化の後、STATは速やかに核に移動し、特異的な調節性エレメントと相互作用して、標的遺伝子転写を誘導します。最近STAT-1は、数種のストレスによる反応の後に生じる、アポトーシス促進性遺伝子および抗アポトーシス遺伝子の調節に関わることが明らかになっています。このような作用はセリン-727のSTAT-1リン酸化に依存し、そのアポトーシス促進作用を増強したり、抗アポトーシス作用を阻害するためには、STAT-1のC末端トランス活性化ドメインを必要とします。STAT-1 C末端ドメインは、他の転写活性因子によるタンパク質-タンパク質相互作用に重要であることが実証されています。STAT-1欠損マウスは野生型マウスに比べ、自然発生性および化学物質誘発性の腫瘍を比較的短時間に発現するという報告、またSTAT-1欠損細胞はアポトーシスを強く誘導する薬物に対して高い抵抗性をもつという報告は、STAT-1が腫瘍抑制物質として働くという説を裏付けています。
Signal transducer and activator of transcription 1 (STAT1) plays a vital role in interferon (IFN) signaling. STAT1 undergoes phosphorylation on serine-727. This Phospho-Stat1 regulates pro- and anti-apoptotic genes following several stress-induced responses. STAT-1 interacts with p53 and promotes p53-mediated transcriptional gene activity and apoptosis. STAT-1 is an essential factor of stress-induced and DNA damage-induced checkpoint pathways and thus, acts as a tumour suppressor. STAT-1 functions as a pro-apoptotic factor in cardiac myocytes, brain or liver exposed to ischaemia–reperfusion injury. Thus, inhibition of STAT-1-activated pathway by epigallocatechin-3-gallate (EGCG) can be considered as a potential therapeutic method against ischaemic tissue injury. Repression of STAT-1 expression by human papillomavirus (HPV) oncoproteins E6 and E7 at transcription level is essential for genome amplification and maintenance of episomes, which is suggested to have a crucial role in viral pathogenesis.
物理的形状
無色透明な凍結溶液です。
調製ノート
マニュアルのデフロストフリーザーを使用し、凍結融解サイクルを繰り返さないでください。サンプルは氷上において作業してください。
保管分類コード
10 - Combustible liquids
WGK
WGK 1
引火点(°F)
Not applicable
引火点(℃)
Not applicable
適用法令
試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。
カルタヘナ法
カルタヘナ法
Jan Code
SRP2156-10UG:
試験成績書(COA)
製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。
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