コンテンツへスキップ
Merck
すべての画像(1)

Key Documents

View All Documentation

安全性情報

S5692

Supelco

サイプロ®オレンジ タンパク質ゲル染色剤

別名:

SYPRO® dye, protein gel stain

ログイン組織・契約価格を表示する
すべての画像(1)

About This Item

EC Number:
200-664-3
UNSPSCコード:
41105322
NACRES:
NA.32

シェルフライフ

≥6 mo. (when stored desiccated and protected from light at room temperature, 4 °C or 20 °C.)

品質水準

200

テクニック

protein staining: suitable

蛍光検出

λex 300,470 nm; λem 570 nm

詳細

SYPRO OrangeはSYPRO Redに似ていますが、いくぶん明るく、わずかに高いバックグラウンド蛍光を示します。 レーザー励起ゲルスキャナーを使用している方には、SYPRO Orangeにはアルゴンイオンレーザーベースの装置をお勧めします。 色素は、UVまたは広帯域照射により効率的に刺激されます。これは、ブロットやIEFゲルでタンパク質を染色するのには適しておらず、2-Dゲルでタンパク質を染色すると感度が低下します。
SYPRO Orangeは
  • 非常に高い感度を有します。 本染色では、ミニゲルバンドあたり1～2 ngのタンパク質を検出できるため、クーマシーブリリアントブルーまたは銀染色よりも感度が高くなります。
  • 迅速。 染色は1時間未満で完了します
  • シンプル。 電気泳動後、ゲルを染色し、すすぎ、写真を撮ります。固定や脱色ステップは不要です
  • 標準的な実験装置に対応しています。 染色されたタンパク質は、標準的な300 nmのUVトランスイルミネーターまたはレーザースキャナーで可視化できます。
  • 費用効果的。 SYPRO Orangeによる染色は銀染色するよりも安価で、時間もかかりません。
  • タンパク質間の変動が小さい。 本色素はタンパク質の周りのSDSコートと相互作用するため、クーマシーや銀染色と比べて異なる種類のタンパク質間でより一貫した染色が得られます。
  • タンパク質に対して選択的。 SYPRO Orangeは6.5 kDaという小さいタンパク質を検出し、核酸やリポ多糖を染色しません。 これは、グリコシル化されたタンパク質を染色します。
  • 直線的に広がる検出範囲 染色されたバンドの蛍光強度は、3桁を超えるタンパク質量に対して直線的です（クーマシーまたは銀染色よりもはるかに広い範囲）。

アプリケーション

SYPRO orange タンパク質ゲル染色は、目的のタンパク質の熱変性アッセイおよび熱シフトアッセイに使用されています。これは、示差走査蛍光測定にも使用されています。

注意

SYPRO保存溶液は、室温、4℃または20℃、乾燥、遮光条件下で保存する必要があります。適切に保存すれば、これらの保存溶液は6ヵ月～1年間安定です。緩衝液または酢酸溶液で希釈した染色試薬は、非常に清潔で洗剤を含まないガラスボトルまたはプラスチックボトルに入れ、4℃、遮光条件下で少なくとも3ヵ月間保存できます。 

法的情報

SYPRO is a registered trademark of Life Technologies

関連製品

製品番号
詳細
価格

保管分類コード

10 - Combustible liquids

WGK

WGK 3

引火点(°F)

188.6 °F - closed cup

引火点(℃)

87 °C - closed cup

適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

消防法

第4類:引火性液体
第三石油類
危険等級III
非水溶性液体

Jan Code

S5692-50UL-PW:
S5692-VAR:
S5692-BULK:
S5692-500UL-PW:
S5692-50UL:
S5692-500UL:

試験成績書（COA）

製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書（COA） を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。

以前この製品を購入いただいたことがある場合

文書ライブラリで、最近購入した製品の文書を検索できます。

文書ライブラリにアクセスする

Brijesh B Khadgi et al.
Nucleic acids research, 47(16), 8708-8719 (2019-08-09)
Long Interspersed Elements (LINEs), also known as non-LTR retrotransposons, encode a multifunctional protein that reverse transcribes its mRNA into DNA at the site of insertion by target primed reverse transcription. The second half of the integration reaction remains very poorly
Mohammad M Rahman et al.
Journal of bacteriology, 201(20) (2019-07-31)
The gastric pathogen Helicobacter pylori has limited ability to use carbohydrates as a carbon source, relying instead on exogenous amino acids and peptides. Uptake of certain peptides by H. pylori requires an ATP binding cassette (ABC) transporter annotated dipeptide permease
Xiahezi Kuai et al.
Frontiers in plant science, 8, 1715-1715 (2017-10-20)
Each year, crop yield is lost to weeds competing for resources, insect herbivory and diseases caused by pathogens. To thwart these insults and preserve yield security and a high quality of traits, conventional agriculture makes use of improved cultivars combined
Joshua W Francis et al.
Journal of molecular biology, 429(23), 3696-3716 (2017-10-04)
Microtubules are highly dynamic tubulin polymers that are required for a variety of cellular functions. Despite the importance of a cellular population of tubulin dimers, we have incomplete information about the mechanisms involved in the biogenesis of αβ-tubulin heterodimers. In
Lucía Martín Pérez et al.
Biotechnology and bioengineering, 114(11), 2497-2506 (2017-07-16)
Thermochemical pretreatment and enzymatic hydrolysis are the areas contributing most to the operational costs of second generation ethanol in lignocellulosic biorefineries. The improvement of lignocellulosic enzyme cocktails has been significant in the recent years. Although the needs for the reduction
関連する文献をすべて表示

資料

Electrophoresis Protein Staining Reagents Selection Guide

To meet the great diversity of protein analysis needs, Sigma offers a wide selection of protein visualization (staining) reagents. EZBlue™ and ProteoSilver™, designed specifically for proteomics, also perform impressively in traditional PAGE formats.

プロトコル

Introduction to SDS-PAGE - Separation of Proteins Based on Size

Introduction to PAGE. Learn about SDS-PAGE background and protocol for the separation of proteins based on size in a poly-acrylamide gel.

ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

製品に関するお問い合わせはこちら（テクニカルサービス）