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Merck

MTOX1030

Sigma-Aldrich

腎臓PTEC対照細胞(SA7Kクローン)

別名:

RPTEC SA7K control cell line

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About This Item

UNSPSCコード:
12352207
NACRES:
NA.24

由来生物

human female renal (proximal convoluted tubule epithelial cells)

品質水準

詳細

1 vial

形状

liquid

保管温度

−196°C

詳細

シグマはヒト初代腎臓近位尿細管上皮細胞(RPTEC)をZFNで変性して腎臓毒物学(腎毒性)、輸送体、および様々な他の腎層の研究について調べるのに有用となり得る新規なヒトRPTECを効率的に作り出しました。シグマのRPTECは正常な上皮形態とCD13やα-GSTなどの腎臓近位尿細管(PT)特異的マーカーの発現を示します。シグマのRPTECはアルブミン再吸収、γ-グルタミルトランスペプチダーゼ(GGT)活性、および副甲状腺ホルモンに対する反応などの典型的なPT機能を維持します。この細胞はヒト初代細胞に類似のいくつかの既知のヒト腎毒素に反応し、ロバスト性発現、重要な腎取り込みの活性およびOCT2、OATP4C1、 OAT1、OCTN1、MRP2、MRP4、P-gp、MATE1、MATE2-K、PEPT1、およびPEPT2などの排出輸送体を明示します。

アプリケーション

ヒトRPTEC SA7K対照細胞株およびトランスポーターKOモデルは、腎毒性を測定するためのいくつかの標準的分析法および3Dアッセイならびにトランスポーターアッセイでバリデートされています。RPTEC SA7K対照細胞は、2Dおよび3D培養の両方で、MTTを用いたin vitro毒性試験などでの用量反応曲線および細胞の生存度に基づいて、化合物の毒性を測定するために使用することができます。

RPTEC SA7K対照細胞は、阻害剤を用いたときのトランスポーターによる化合物の取り込み/排出を測定するために使用することもできます。精密なゲノム編集で作成したRPTEC SA7KトランスポーターKO細胞により、非特異的阻害剤を必要とすることなく、トランスポーターによる化合物の取り込み/排出の測定のための予測能力がより高いプラットフォームを提供します。

RPTEC SA7K細胞は、毒性試験およびバリア完全性試験の両方で、Mimetas 3-レーンOrganoPlate®上での使用についてバリデートされています(Z742750)。


RPTEC SA7K細胞は、毒性試験および透過性試験でAIM Biotech 3D細胞培養チップ上でも、使用することができます(DAX01)。

特徴および利点

シグマのヒトRPTEC対照SA7Kクローン細胞は、 正常腎臓近位尿細管の特性、機能的腎取り込みおよび排出輸送体を示し、SA7Kクローンを薬物輸送体相互作用および腎毒素の研究に適するものにするヒト腎毒素に対する感受性があります。シグマのヒトRPTEC(KO)細胞にはSA7Kクローンを対照として使用してください。

品質

マイコプラズマ、無菌性、凍結後生存度、細胞株識別のための短末端反復(STR)分析、細胞株種確認のためのシトクロムオキシダーゼI(COI)分析について試験しました。

法的情報

これらの製品は、technical bulletinの別紙1に記したADME/Tox細胞株ライセンスの対象となります。
OrganoPlate is a registered trademark of MIMETAS B.V.

免責事項

研究専用。本製品は、輸出入活動を含めて、科学的な目的で使用することを意図した場合、フランスにおいて規制されます(フランス公衆衛生法Article L 1211-1 paragraph 2)。購入者(すなわちエンドユーザー)は、公衆衛生法Article L 1245-5-1 IIの記載に従い、フランス研究省から輸入許可を得る必要があります。本製品を注文することにより、適切な輸入許可を取得していることを確認することになります。

保管分類コード

10 - Combustible liquids

WGK

WGK 3

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

MTOX1030-1VL:


試験成績書(COA)

製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。

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Marianne K Vormann et al.
The AAPS journal, 20(5), 90-90 (2018-08-16)
Proximal tubules in the kidney play a crucial role in reabsorbing and eliminating substrates from the body into the urine, leading to high local concentrations of xenobiotics. This makes the proximal tubule a major target for drug toxicity that needs

資料

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Human renal proximal tubule epithelial cells (RPTECs) are commonly used to predict human renal drug permeability and to investigate drug efflux. We have generated transporter knockout (KO) cell lines using CompoZr® Zinc Finger Nuclease (ZFN) technology in a proprietary renal proximal tubule epithelial cell line.

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