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Merck

K0629

Sigma-Aldrich

4-メチル-2-オキソ吉草酸ナトリウム

leucine metabolite

別名:

α-ケトイソカプロン酸 ナトリウム塩, 4-メチル-2-オキソペンタン酸 ナトリウム塩, 4-メチル-2-オキソ吉草酸 ナトリウム塩, ケトロイシン ナトリウム塩

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About This Item

化学式:
(CH3)2CHCH2COCOONa
CAS番号:
分子量:
152.12
Beilstein:
4239297
EC Number:
MDL番号:
UNSPSCコード:
12352107
PubChem Substance ID:
NACRES:
NA.25

品質水準

アッセイ

>98% (TLC)

形状

powder

テクニック

HPLC: suitable

white to off-white

mp

275 °C (dec.) (lit.)

アプリケーション

cell analysis

保管温度

2-8°C

SMILES記法

[Na+].CC(C)CC(=O)C([O-])=O

InChI

1S/C6H10O3.Na/c1-4(2)3-5(7)6(8)9;/h4H,3H2,1-2H3,(H,8,9);/q;+1/p-1

InChI Key

IXFAZKRLPPMQEO-UHFFFAOYSA-M

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アプリケーション

4-メチル-2-オキソ吉草酸ナトリウムが、HPLC-蛍光法による、細胞抽出物からの分枝鎖ケト酸の定量化に使用されています。

生物化学的/生理学的作用

α-ケトイソカプロン酸は、膵臓β細胞からのインスリン分泌を誘導する、ロイシンの代謝物です。α-ケトイソカプロン酸を腸内に注入すると、内毒血症の状態が改善することが判明しました。α-ケトイソカプロン酸が変換されて生じるケトン体は、エネルギー源としての役割を果たすと考えられます。α-ケトイソカプロン酸の蓄積は、分枝鎖L-2-ケト酸デヒドロゲナーゼ活性の欠如によって引き起こされる分枝鎖ケト酸尿症によって特徴付けられます。α-ケトイソカプロン酸は、酸化的リン酸化反応において解離を引き起こすことにより、α-ケトグルタル酸デヒドロゲナーゼの代謝阻害剤として作用します。このようにして、分枝鎖ケト酸尿症で観察される、ミトコンドリアのホメオスタシス障害が生じます。

ピクトグラム

Exclamation mark

シグナルワード

Warning

危険有害性情報

危険有害性の分類

Eye Irrit. 2

保管分類コード

11 - Combustible Solids

WGK

WGK 3

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable

個人用保護具 (PPE)

Eyeshields, Gloves, type N95 (US)


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

K0629-VAR:
K0629-BULK:
K0629-10G:
K0629-25G:
K0629-1G:
K0629-5G:


試験成績書(COA)

製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。

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文書ライブラリにアクセスする

Enteral infusion of sodium 2-ketoisocaproate in endotoxic rats.
Hirokawa M and Walser M
Critical Care Medicine, 27(2), 373-379 (1999)
Analysis of Branched-Chain Keto Acids in Cell Extracts by HPLC-Fluorescence Detention
Ayuna HATTORI
Chromatography, 38, 129-133 (2017)
Branched chain a- Keto acid metabolism
JOE A. BOWDEN
The Journal of Biological Chemistry, 243, 3526-3531 (1968)
Effects of L-leucine and alpha-ketoisocaproic acid upon insulin secretion and metabolism of isolated pancreatic islets.
Panten U
Febs Letters, 20(2), 225-228 (1972)
Nelo Eidy Zanchi et al.
Amino acids, 40(4), 1015-1025 (2010-07-08)
Amino acids such as leucine and its metabolite α-ketoisocaproate (KIC), are returning to be the focus of studies, mainly because of their anti-catabolic properties, through inhibition of muscle proteolysis and enhancement of protein synthesis. It is clear that these effects

ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

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