コンテンツへスキップ
Merck

FITC1

Sigma-Aldrich

FluoroTag FITC標識キット

別名:

FITC

ログイン組織・契約価格を表示する


About This Item

UNSPSCコード:
12352200
NACRES:
NA.32

包装

pkg of (Kit contains reagents for 5 conjugations.)

品質水準

蛍光検出

λex 495 nm; λem 525 nm

保管温度

2-8°C

アプリケーション

Flourotag FITC接合キットは、フロー・サイトメトリーを用いた免疫組織化学と免疫細胞化学に使用できます。また、ペプチドホルモン、サイトカイン、成長因子およびタンパク質とのFITC接合にも使用されます。

特徴および利点

  • 小スケール(1 mg)、大スケール(5 mg)両方の標識が可能です。
  • DMFを使用しない、水溶系のプロトコールです。
  • 過剰なFITCをゲル濾過により速やかに除去します。
  • 標識からF/P比の算出まで行える完全なプロトコールです。
  • 試薬量は1回5 mgのタンパク質で最低5回の標識が可能であり、スケールアップ前にF/P比を最適化することができます。
  • アプリケーションとプロトコール記載。

原理

抗体を容易にFITC標識するためのキットです。フルオレセインイソチオシアネ-ト(FITC)アイソマ-1は、標識した際にも量子効率が高く安定であるため、広く用いられている蛍光色素です。FITCは黄-橙色で吸収極大は495nmです。励起されると黄-緑色、発光極大525nmとなります。タンパク質やペプチドのフリ-アミノ基と安定なチオウレア結合を形成することで標識します。抗体、レクチン、ホルモン、成長因子等をFITC標識し、免疫組織染色、フロ-サイトメトリ-等幅広いアプリケ-ションに適用可能です。プロトコ-ルは抗体の標識に最適化されていますが、他のタンパク質用にも利用できます。

アナリシスノート

手順
1. タンパク質およびFITCを炭酸-重炭酸バッファーに溶解します。
2. 攪拌しながらタンパク質にFITCをゆっくりと添加してください。アルミ箔でカバーし、室温で2時間攪拌してください。
3. G-25カラムで標識体とフリーのFITCを分離し、フラクションを回収してください。
4. 標識体を含むフラクションをプールします。
5. 分光測定により標識体のF/P比を決定してください。
6. 1% BSAおよび0.1%アジ化ナトリウムで安定化し、 0~5°Cで保存してください。

法的情報

FluoroTag is a trademark of Sigma-Aldrich Co. LLC

キットの構成要素のみ

製品番号
詳細

  • Sephadex G-25 column, 3.5 mL 1

  • Sephadex G-25 column, 9.1 mL 1

  • Fluorescein isothiocyanate isomer I - F7250KC-2MG 2 mg

キットの構成要素は別途購入可能です。

製品番号
詳細
SDS

  • P3813Phosphate buffered saline, powder, pH 7.4, for preparing 1 L solutions 5 pkgSDS

ピクトグラム

Exclamation mark

シグナルワード

Warning

危険有害性情報

注意書き

危険有害性の分類

Eye Irrit. 2

保管分類コード

10 - Combustible liquids

引火点(°F)

Not applicable

引火点(℃)

Not applicable


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

毒物及び劇物取締法

キットコンポーネントの情報を参照してください

PRTR

キットコンポーネントの情報を参照してください

消防法

キットコンポーネントの情報を参照してください

労働安全衛生法名称等を表示すべき危険物及び有害物

キットコンポーネントの情報を参照してください

労働安全衛生法名称等を通知すべき危険物及び有害物

キットコンポーネントの情報を参照してください

カルタヘナ法

キットコンポーネントの情報を参照してください

Jan Code

キットコンポーネントの情報を参照してください


試験成績書(COA)

製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。

以前この製品を購入いただいたことがある場合

文書ライブラリで、最近購入した製品の文書を検索できます。

文書ライブラリにアクセスする

H Hidaka et al.
Journal of lipid research, 40(6), 1131-1139 (1999-06-05)
We previously reported the identity and purification of two HDL3-binding proteins in rat liver plasma membranes. As these proteins are candidate high density lipoprotein (HDL) receptors and probably multifunctional, including a role in HDL metabolism, we have considerable interest in
P Lloyd-Evans et al.
Transfusion medicine (Oxford, England), 9(2), 155-160 (1999-06-03)
The use of flow cytometry for quantifying fetomaternal haemorrhage is increasing, and has been shown to be more accurate than the Kleihauer-Betke test for evaluating larger bleeds of over 4 mL in volume. Red cells are stained with fluorescently labelled
Y Kobayashi et al.
Molecular human reproduction, 3(2), 91-99 (1997-02-01)
Leiomyomas are tumours of uterine smooth muscle tissue that are oestrogen and progesterone dependent. When explants of these tumours were grown in culture, the proliferating tissue formed characteristic ball-like aggregates (BLA), rather than the usual hill and valley (HV) pattern
R F Mullins et al.
Ophthalmology, 104(2), 288-294 (1997-02-01)
Drusen are extracellular deposits that accumulate between the basal lamina of the retinal pigment epithelium and the elastic lamina of Bruch membrane in aging human eyes. Although specific types of drusen are recognized as significant risk factors for the development
P F Blackmore
Steroids, 64(1-2), 149-156 (1999-05-14)
Progesterone rapidly increased intracellular free calcium ([Ca2+]i) in human sperm, removal of extracellular Ca2+ prevented the increase in [Ca2+]i. The Ca2+ influx was not blocked by the T-type Ca2+ channel blocker mibefradil. However T-type calcium channels do appear to be

ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

製品に関するお問い合わせはこちら(テクニカルサービス)