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アプリケーション
Flourotag FITC接合キットは、フロー・サイトメトリーを用いた免疫組織化学と免疫細胞化学に使用できます。また、ペプチドホルモン、サイトカイン、成長因子およびタンパク質とのFITC接合にも使用されます。
特徴および利点
- 小スケール(1 mg)、大スケール(5 mg)両方の標識が可能です。
- DMFを使用しない、水溶系のプロトコールです。
- 過剰なFITCをゲル濾過により速やかに除去します。
- 標識からF/P比の算出まで行える完全なプロトコールです。
- 試薬量は1回5 mgのタンパク質で最低5回の標識が可能であり、スケールアップ前にF/P比を最適化することができます。
- アプリケーションとプロトコール記載。
原理
抗体を容易にFITC標識するためのキットです。フルオレセインイソチオシアネ-ト(FITC)アイソマ-1は、標識した際にも量子効率が高く安定であるため、広く用いられている蛍光色素です。FITCは黄-橙色で吸収極大は495nmです。励起されると黄-緑色、発光極大525nmとなります。タンパク質やペプチドのフリ-アミノ基と安定なチオウレア結合を形成することで標識します。抗体、レクチン、ホルモン、成長因子等をFITC標識し、免疫組織染色、フロ-サイトメトリ-等幅広いアプリケ-ションに適用可能です。プロトコ-ルは抗体の標識に最適化されていますが、他のタンパク質用にも利用できます。
アナリシスノート
手順
1. タンパク質およびFITCを炭酸-重炭酸バッファーに溶解します。
2. 攪拌しながらタンパク質にFITCをゆっくりと添加してください。アルミ箔でカバーし、室温で2時間攪拌してください。
3. G-25カラムで標識体とフリーのFITCを分離し、フラクションを回収してください。
4. 標識体を含むフラクションをプールします。
5. 分光測定により標識体のF/P比を決定してください。
6. 1% BSAおよび0.1%アジ化ナトリウムで安定化し、 0~5°Cで保存してください。
1. タンパク質およびFITCを炭酸-重炭酸バッファーに溶解します。
2. 攪拌しながらタンパク質にFITCをゆっくりと添加してください。アルミ箔でカバーし、室温で2時間攪拌してください。
3. G-25カラムで標識体とフリーのFITCを分離し、フラクションを回収してください。
4. 標識体を含むフラクションをプールします。
5. 分光測定により標識体のF/P比を決定してください。
6. 1% BSAおよび0.1%アジ化ナトリウムで安定化し、 0~5°Cで保存してください。
法的情報
FluoroTag is a trademark of Sigma-Aldrich Co. LLC
キットの構成要素のみ
製品番号
詳細
- Sephadex G-25 column, 3.5 mL 1
- Sephadex G-25 column, 9.1 mL 1
- Fluorescein isothiocyanate isomer I - F7250KC-2MG 2 mg
キットの構成要素は別途購入可能です。
製品番号
詳細
SDS
- P3813Phosphate buffered saline, powder, pH 7.4, for preparing 1 L solutions 5 pkgSDS
シグナルワード
Warning
危険有害性情報
危険有害性の分類
Eye Irrit. 2
保管分類コード
10 - Combustible liquids
引火点(°F)
Not applicable
引火点(℃)
Not applicable
適用法令
試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。
毒物及び劇物取締法
キットコンポーネントの情報を参照してください
PRTR
キットコンポーネントの情報を参照してください
消防法
キットコンポーネントの情報を参照してください
労働安全衛生法名称等を表示すべき危険物及び有害物
キットコンポーネントの情報を参照してください
労働安全衛生法名称等を通知すべき危険物及び有害物
キットコンポーネントの情報を参照してください
カルタヘナ法
キットコンポーネントの情報を参照してください
Jan Code
キットコンポーネントの情報を参照してください
試験成績書(COA)
製品のロット番号・バッチ番号を入力して、試験成績書(COA) を検索できます。ロット番号・バッチ番号は、製品ラベルに「Lot」または「Batch」に続いて記載されています。
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ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.
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