F9512

抗ヒトIgG (Fc特異的)−FITC ヤギ宿主抗体

affinity isolated antibody, buffered aqueous solution

• 別名: Anti Human IgG Fitc - Anti-Human IgG (Fc specific)-FITC antibody produced in goat, Anti Human Igg Fitc
• MDL番号: MFCD00162438
• UNSPSCコード: 12352203
• NACRES: NA.46

特性

• 由来生物: goat
• 結合体: FITC conjugate
• 抗体製品の状態: affinity isolated antibody
• 抗体製品タイプ: secondary antibodies
• クローン: polyclonal
• フォーム: buffered aqueous solution
• 保管条件: protect from light
• テクニック: immunofluorescence: 1:64-1:128 using Hep2 cells
• 保管温度: −20°C
• ターゲットの翻訳後修飾: unmodified

詳細

詳細

IgG抗体サブタイプは、免疫系に最も豊富にある血清免疫グロブリンです。B細胞から分泌され、血中と細胞外液中に見られ、細菌、真菌およびウイルスに起因する感染症から保護します。母体のIgGは胎盤を介して胎児に移行し、これは感染症に対する新生児の免疫防御に重要です。
抗ヒトIgG（Fc特異的）FITC抗体は、すべてのヒトIgGサブクラスのFcフラグメントを特異的に認識します。複合体では、ヒトIgG Fabフラグメント、IgA、IgMおよび軽鎖、および正常なマウスまたはラットの血清タンパク質との反応性が見られません。この抗体は、免疫特異的精製による精製後、FITCに結合されます。

免疫グロブリンG（IgG）は免疫グロブリンファミリーに属し、広く発現する血清抗体です。免疫グロブリンは、ジスルフィド結合により連結された2本の重鎖および2本の軽鎖を有します。IgGは糖タンパク質です。IgGは通常単量体として認められます。IgGは、さらに4つのクラス、すなわち、IgG1、IgG2、IgG3およびIgG4に細分されます。全免疫グロブリンの約70%がIgGで構成されています。本抗体は、免疫グロブリンを含めて事実上すべてのヤギ血清タンパク質を除去する免疫特異的な精製法によりヤギ抗ヒトIgG抗血清から分離され、ヒトIgGのFcフラグメントとは特異的に結合しません。

特異性

ヒトIgGと結合します。その他のヒトIg分子とは結合しません。
マウスまたはラットサンプルのバックグラウンドを低減します。

免疫原

精製ヒトIgG Fc断片

アプリケーション

抗ヒトIgG(Fc特異的)-FITC抗体ヤギ宿主抗体は以下の用途に使用されています。

• 免疫蛍光
• 免疫組織染色
• 表面標識実験

生物化学的／生理学的作用

免疫グロブリンG（IgG）は、II型およびIII型の過敏反応に関与しています。これは主に免疫防御を支援します。

その他情報

マウスやラットのIgGとは交差反応しません。

物理的形状

0.01M PBS溶液 (pH 7.4, 15mMアジ化ナトリウム含有)。

免責事項

弊社のカタログまたは製品に添付された弊社のその他の文書に記載されていない場合、弊社の製品は研究用途向けのみを目的としているため、他のいかなる目的にも使用することはできません。このような目的としては、未承認の販売用途、in vitroの診断用途、ex vivoあるいはin vivoの治療用途、またはヒトあるいは動物へのあらゆる種類の消費あるいは適用などがありますが、これらに限定されません。

安全性情報

• 保管分類コード: 10 - Combustible liquids
• WGK: nwg