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サフラニンO

for microscopy (Bact., Bot., Hist.), indicator (pH 0.3-1.0)

• 別名: コットンレッド, ゴシピミン, サフラニンT, サフラニンYまたはA, ベーシックレッド 2
• 実験式（ヒル表記法）: C₂₀H₁₉ClN₄
• CAS番号: 477-73-6
• 分子量: 350.84
• カラーインデックス番号: 50240
• Beilstein: 3924099
• EC Number: 207-518-8
• MDL番号: MFCD00011759
• UNSPSCコード: 12171500
• PubChem Substance ID: 329769290
• NACRES: NA.47

特性

• グレード: for microscopy (Bact., Bot., Hist.); indicator (pH 0.3-1.0)
• フォーム: powder or crystals
• テクニック: titration: suitable
• pH: 10 (20 °C, 10 g/L)
• 溶解性: methanol: 0.01 g/10 mL, red
• εmax: ≥1000 at 525-535 nm in 50% ethanol
• アプリケーション: diagnostic assay manufacturing; hematology; histology; microbiology
• 保管温度: room temp
• SMILES記法: [Cl-].Cc1cc2nc3cc(C)c(N)cc3[n+](-c4ccccc4)c2cc1N
• InChI: 1S/C20H18N4.ClH/c1-12-8-17-19(10-15(12)21)24(14-6-4-3-5-7-14)20-11-16(22)13(2)9-18(20)23-17;/h3-11H,1-2H3,(H3,21,22);1H
• InChI Key: OARRHUQTFTUEOS-UHFFFAOYSA-N

詳細

詳細

サフラニンOは、ベーシックレッド2とも呼ばれ、生物学的染色剤として使用される塩基性カチオン性の異染色性アジン色素です。特徴的なアジン発色団には、2つの窒素原子によって結合された2つの非平面ベンゼン環からなる平面三環式dibenzopyrazineであるフェナジンが含まれます。非局在化した正電荷、交互になっている芳香族構造とキノノイド構造、およびジアゾ化可能なアミン基が発色団系を構成しています。c-メチル化により、この色素の全体のサイズは中程度になっています。 サフラニンのトリメチルカチオン型は親油性ですが、ジメチル型は弱い親水性です。この色素は塩化物として市販されています。

アプリケーション

• サフラニン Oは、微生物染色剤 （特にグラム陽性菌とグラム陰性菌を区別するためのグラム染色の対比染色剤）として、そして細菌胞子の染色に広く用いられています
• ヒトと動物の組織学的検体および核におけるグリコサミノグリカンの存在を明らかにするために使用されています。
• Bendaのポリクローム染色剤の成分です。
• 植物染色用のさまざまなポリクローム染色剤およびリグニン染色剤の成分です。
• サイトスピン調製物中の肥満細胞の実証および 手術凍結切片の染色にも使用されています。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS05
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H318
• 注意書き: P280 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Eye Dam. 1
• 保管分類コード: 11 - Combustible Solids
• WGK: WGK 3
• 個人用保護具 (PPE): dust mask type N95 (US), Eyeshields, Gloves