AP2004700

グラスファイバーフィルター接着剤使用

Millipore, filter diam. 47 mm, hydrophilic, thickness 380 μm

• 別名: バインダ樹脂グラスファイバーメンブレンフィルター、2.0 μm孔径
• UNSPSCコード: 40161507
• eCl@ss: 32031602
• NACRES: NB.24

特性

• 物質: glass fiber membrane (with binder resin); plain filter; white filter
• 詳細: 2.0 um pore size, hydrophilic glass fiber with binder resin, 47 mm diameter
• 無菌性: non-sterile
• 特徴: hydrophilic
• メーカー／製品名: Millipore
• パラメーター: 1.3 mL/min-cm² water flow rate; 100 °C max. temp.
• フィルタ直径: 47 mm
• 厚さ: 380 μm
• ポアサイズ: 2.0 μm pore size; 90 % porosity
• 輸送温度: ambient

詳細

詳細

フィルターコード：AP20

フィルタータイプ：デプスフィルター

概要
Millipore繊維状ディスクフィルターには、さまざまな流速およびスループット容量のものがあります。メルクのグラスファイバーフィルターは、接着剤使用・不使用のものがあり、EO、ガンマ線、またはオートクレーブ（1バールで121°C）で滅菌できます。

接着剤使用グラスファイバーフィルター：
接着剤使用Milliporeフィルターは、湿潤強度に優れ、定性分析や前ろ過、とくに汚染の激しい液体のろ過に優れています。水溶液の清澄化にも広く使用されています。

タイプAP15
•塵埃保持能力は最低
•0.2～0.6 µmフィルターの前ろ過に推奨

タイプAP20
•AP15フィルターと比較して保持力は低く、塵埃保持能力は高い
•0.8～8.0 µmフィルターの前ろ過に推奨
•タイプAP15フィルターの保護のために上流で使用

タイプAP25
•厚みがあるためAP20と比較して同じ保持力と大きな塵埃保持能力を実現
•0.9～8 µmフィルターの前ろ過、とくにタンパク質性で激しく汚染された液体の場合に推奨
•タイプAP15フィルターの保護のために上流で使用

接着剤未使用グラスファイバーフィルター：
接着剤未使用のフィルターは、最高500 °Cまで熱しても重量を喪失することなく構造的な完全性を維持できます。そのため、重量分析ならびに高温ガスのろ過に使用できます。

タイプAPFA
•高流速でも微細な粒子を良好な効率で保持
•廃水のモニタリングおよびガス中に浮遊している粒子の収集に推奨（煙突からの煙など）
•生化学用途に使用（細胞の収集およびタンパク質または核酸沈殿物のろ過など）

タイプAPFB
•タイプAPFAフィルターと比較して、濡れたときの機械的強度が高く、負荷容量が大きい
•液体清澄化、微細粒子の懸濁液中の固体の定量、およびシンチレーション測定に使用

タイプAPFC
•とくに微細粒子と微生物の除去において、タイプAPFAフィルターと比較して保持力が大きい
•飲料水中の総懸濁物質の測定に使用
•タンパク質や核酸TCA沈殿物のろ過および細胞と微生物の収集に使用

タイプAPFD
•流速が高く保持力の低い厚いフィルター
•1.0 µmを超える粒子を含む懸濁液の清澄化に使用

タイプAPFF
•タンパク質、核酸、血清沈殿物などの非常に微細な沈殿物のろ過に使用
•TCLP分析用のUSEPA method 1311に推奨

タイプAP40
•Standard Methods Total Suspended Solids 2540Dに推奨
•TCLP分析用のUSEPA method 1311に推奨
•サンプルろ過後に550 °C（1022 °F）まで加熱しても重量を喪失することなく構造的な完全性を維持
•廃水中および工業廃水中の揮発性懸濁物質の測定に推奨

アプリケーション

• 0.8 ～ 8.0 µmフィルター用の前ろ過
• 定性分析
• 水溶液の清澄化