おすすめの製品
由来生物
rabbit
品質水準
抗体製品の状態
affinity isolated antibody
抗体製品タイプ
primary antibodies
クローン
polyclonal
精製方法
affinity chromatography
化学種の反応性
human, monkey, rat, mouse
テクニック
immunocytochemistry: suitable
western blot: suitable
NCBIアクセッション番号
UniProtアクセッション番号
輸送温度
ambient
ターゲットの翻訳後修飾
unmodified
遺伝子情報
human ... DNAJC13(23317)
詳細
DnaJホモログサブファミリーCのメンバー13(UniProt O75165; receptor-mediated endocytosis 8[RME-8]の必須因子としても知られる)はヒトDNAJC13(別名:KIAA0678、PARK21、RME8)遺伝子(遺伝子ID 23317)によってコード化されています。RME-8(receptor-mediated endocytosis 8)は当初はエンドサイトーシスの仲介に関与するC. elegansタンパク質として認識されていましたが、RME-8はDNAJファミリーのタンパク質のメンバーであり、シャペロン作用を通してタンパク質畳みこみ調節に関与します。RME-8はHsc70/HSP-1と相互作用を持つことが示されており、nexin 1(SNX-1)のソーティングを行ないます。RME-8、SNX-1、またはHsc70が失われると初期エンドソーム-TGNインターフェイスおける逆行輸送に影響を与えます。これに加えて、RME-8がWASH複合体とレトロマーSNX二量体の機能を協調させる働きあることが実証されています。五量体であるWASH複合体はWASH1、strumpellin、SWIP(strumpellinとWashと相互作用するタンパク質)、FAM21、およびCCDC53から構成されています。RME-8のN-末端J領域(a.a. 1-453)は膜の会合に関与しますが、この関与はFAM21尾部ドメインの最初と3番目との相互作用の確立であることが発見されました。WASH複合体はエンドソーム上での分岐アクチンネットワーク生成に関与するとともに、特定の積み荷を集中させるミクロドメインの作成にも関わっています。RME-8が機能を喪失すると大規模なエンドソーム管状化が起こり、これは、WASH複合体の喪失によるエンドソーム管状化表現型よりもさらに大規模になります。
特異性
このウサギポリクロナール抗体は、免疫ブロッティングと蛍光免疫染色を使用してshRNA-仲介細胞RME-8ノックダウンを検出しました(Freeman, C.L., et al. (2014).J. Cell Sci. 127(Pt 9):2053-2070; Girard, M., and McPherson, P.S.(2008).FEBS Lett.582(6):961-966; Girard, M., et al. J. Biol. Chem. 280(48):40135-40143).
免疫原
エピトープ:C末端
ヒトRME-8のC-末端配列に相当するKLH結合直鎖ペプチド。
アプリケーション
Anti-RME-8(カタログ番号ABN1657)はRME-8をターゲットとして高度の特異性を持つウサギポリクロナール抗体であり、免疫組織染色およびウェスタンブロッティングでテストされています。
免疫細胞染色:代表的なロットを希釈倍率1:200で使用することにより、COS-7細胞中におけるshRNA仲介RME-8抑制を検出しました(Peter McPherson, Ph.D.、FRSC、Martine Girard, PhD,、McGill University、Canadaのご厚意による)。
ウェスタンブロッティング:代表的なロットを使用して、ヒト皮膚線維芽細胞MCH46、乳房上皮細胞MCF10A、および胚腎臓HEK293T細胞(BT-474、HeLa、SK-BR-3)細胞由来HEPESバッファーホモジネートからの20,000 xgペレット化不溶性画分に付随するRME-8を検出しましたIoannou, M.S., et al. (2016).J. Biol. Chem. In press).
ウェスタンブロッティング:代表的なロットを希釈倍率1:1,000で用いて、HEK293T細胞中のshRNA仲介RME-8抑制を検出しました(Peter McPherson, Ph.D.、FRSC、Martine Girard, PhD,、McGill University、Canadaのご厚意による)
免疫細胞染色:代表的なロットを用いて、RME-8またはSpastinを標的とするshRNAをトランスフェクトしたHeLa細胞中におけるRME-8の免疫活性の低下を検出しました(Freeman, C.L., et al. (2014).J. Cell Sci. 127(Pt 9):2053-2070)。
免疫細胞染色:代表的なロットを用い、蛍光免疫細胞染色法(2%パラ掘る丸アルデヒド固定、0.2% Triton X-100-透過処理)を適用することによりCOS-7細胞のパンテートエンドソーRME-8免疫活性を検出しました。TGN、リソソーム、または細胞膜に関係したRME-8免疫活性が殆ど見られなかったことから、RME-8 shRNAトランスフェクションは細胞免疫染色を大幅に毀損した(Girard, M., et al. (2005).J. Biol. Chem. 280(48):40135-40143)。
ウェスタンブロッティング:代表的なロットを用いて、HeLa細胞(BT-474、HeLa、SK-BR-3)細胞から免疫沈降したWASH 複合液中におけるRME-8の存在を検出しました(Freeman, C.L., et al. (2014).J. Cell Sci. 127(Pt 9):2053-2070)。
ウェスタンブロッティング:代表的なロットを使用して、RME-8 shRNA-トランスフェクトされたサル(COS-7)およびヒト(BT-474、HeLa、SK-BR-3)細胞ライセート中のターゲットバンドが大幅に小さく(~200 kDa)なっていることを検出しました(Freeman, C.L., et al. (2014).J. Cell Sci. 127(Pt 9):2053-2070; Girard, M., and McPherson, P.S.FEBS Lett.582(6):961-966; Girard, M., et al. (2005).J. Biol. Chem. 280(48):40135-40143)。
ウェスタンブロッティング:代表的なロットを使用して、複数のラット組織やヒト、サル、マウス、ラット細胞株のポスト核抽出物中の~200 kDa RME-8ターゲットバンドを検出しました。ラット腎臓組織由来の細胞下分画では、ミクロソームとクラスリン被覆小胞(CCV)の存在を示すRME-8の濃縮が見られましたが、サイトゾルや細胞膜では見られませんでした(Girard, M., et al. (2005).J. Biol. Chem. 280(48):40135-40143)。
ウェスタンブロッティング:代表的なロットを使用して、ヒト皮膚線維芽細胞MCH46、乳房上皮細胞MCF10A、および胚腎臓HEK293T細胞(BT-474、HeLa、SK-BR-3)細胞由来HEPESバッファーホモジネートからの20,000 xgペレット化不溶性画分に付随するRME-8を検出しましたIoannou, M.S., et al. (2016).J. Biol. Chem. In press).
ウェスタンブロッティング:代表的なロットを希釈倍率1:1,000で用いて、HEK293T細胞中のshRNA仲介RME-8抑制を検出しました(Peter McPherson, Ph.D.、FRSC、Martine Girard, PhD,、McGill University、Canadaのご厚意による)
免疫細胞染色:代表的なロットを用いて、RME-8またはSpastinを標的とするshRNAをトランスフェクトしたHeLa細胞中におけるRME-8の免疫活性の低下を検出しました(Freeman, C.L., et al. (2014).J. Cell Sci. 127(Pt 9):2053-2070)。
免疫細胞染色:代表的なロットを用い、蛍光免疫細胞染色法(2%パラ掘る丸アルデヒド固定、0.2% Triton X-100-透過処理)を適用することによりCOS-7細胞のパンテートエンドソーRME-8免疫活性を検出しました。TGN、リソソーム、または細胞膜に関係したRME-8免疫活性が殆ど見られなかったことから、RME-8 shRNAトランスフェクションは細胞免疫染色を大幅に毀損した(Girard, M., et al. (2005).J. Biol. Chem. 280(48):40135-40143)。
ウェスタンブロッティング:代表的なロットを用いて、HeLa細胞(BT-474、HeLa、SK-BR-3)細胞から免疫沈降したWASH 複合液中におけるRME-8の存在を検出しました(Freeman, C.L., et al. (2014).J. Cell Sci. 127(Pt 9):2053-2070)。
ウェスタンブロッティング:代表的なロットを使用して、RME-8 shRNA-トランスフェクトされたサル(COS-7)およびヒト(BT-474、HeLa、SK-BR-3)細胞ライセート中のターゲットバンドが大幅に小さく(~200 kDa)なっていることを検出しました(Freeman, C.L., et al. (2014).J. Cell Sci. 127(Pt 9):2053-2070; Girard, M., and McPherson, P.S.FEBS Lett.582(6):961-966; Girard, M., et al. (2005).J. Biol. Chem. 280(48):40135-40143)。
ウェスタンブロッティング:代表的なロットを使用して、複数のラット組織やヒト、サル、マウス、ラット細胞株のポスト核抽出物中の~200 kDa RME-8ターゲットバンドを検出しました。ラット腎臓組織由来の細胞下分画では、ミクロソームとクラスリン被覆小胞(CCV)の存在を示すRME-8の濃縮が見られましたが、サイトゾルや細胞膜では見られませんでした(Girard, M., et al. (2005).J. Biol. Chem. 280(48):40135-40143)。
研究のカテゴリ
神経科学
神経科学
品質
NIH/3T3細胞ライセートにおいてウェスタンブロッティングにより評価。
ウェスタンブロッティング:本抗体を希釈倍率1:500で使用して、10 µgのNIH/3T3細胞ライセート中のRME-8を検出しました。
ウェスタンブロッティング:本抗体を希釈倍率1:500で使用して、10 µgのNIH/3T3細胞ライセート中のRME-8を検出しました。
ターゲットの説明
実測値:約220 kDa。算出値:254.4 kDa。一部のライセートでは、特性が明らかになっていないバンドが認められることがあります。
物理的形状
PBSを含むバッファー(0.05%アジ化ナトリウムと50%グリセロール含有)中で精製したウサギポリクローナル抗体。
アフィニティー精製。
保管および安定性
-20°Cで受領日から1年間安定です。
注記:-20°C未満の冷凍庫温度にばらつきがあると、グリセロールを含む水溶液が保管中に凍結するおそれがあります。
注記:-20°C未満の冷凍庫温度にばらつきがあると、グリセロールを含む水溶液が保管中に凍結するおそれがあります。
その他情報
濃度:ロットに固有のデータシートを参照してください。
免責事項
メルクのカタログまたは製品に添付されたメルクのその他の文書に記載されていない場合、メルクの製品は研究用途のみを目的としているため、他のいかなる目的にも使用することはできません。このような目的としては、未承認の商業用途、in vitroの診断用途、ex vivoあるいはin vivoの治療用途、またはヒトあるいは動物へのあらゆる種類の消費あるいは適用などがありますが、これらに限定されません。
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保管分類コード
10 - Combustible liquids
WGK
WGK 2
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Jan Code
ABN1657:
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