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Merck

ABE1391

Sigma-Aldrich

Anti-Brd4 Antibody

serum, from rabbit

別名:

Bromodomain-containing protein 4, Mitotic chromosome-associated protein, MCAP, Brd4

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About This Item

UNSPSCコード:
12352203
eCl@ss:
32160702
NACRES:
NA.41

由来生物

rabbit

品質水準

抗体製品の状態

serum

抗体製品タイプ

primary antibodies

クローン

polyclonal

化学種の反応性

human

化学種の反応性(ホモロジーによる予測)

mouse

テクニック

ChIP: suitable
immunocytochemistry: suitable
western blot: suitable

NCBIアクセッション番号

UniProtアクセッション番号

輸送温度

dry ice

ターゲットの翻訳後修飾

unmodified

遺伝子情報

mouse ... Brd4(57261)

詳細

ブロモドメイン含有タンパク質4(Brd4)、すなわち有糸分裂染色体関連タンパク質(MCAP)は、アセチル化ヒストンを認識して結合するクロマチンリーダータンパク質でありキナーゼでもあります。アセチル化ヒストンを認識して結合し、細胞分裂全体でエピジェネティックな記憶の伝達と転写調節で重要な役割を果たしています。Brd4は細胞周期全体を通してアセチル化クロマチンと結合したままであり、アセチル化クロマチンの状態を維持し、高次のクロマチン構造を維持することによって、有糸分裂後のG1遺伝子の転写のエピジェネティックな記憶を提供します。間期には、Brd4はP-TEFb複合体と結合し、さらにこれをプロモーターに動員させることによって、シグナル誘導性遺伝子の転写を調節する重要な役割を担っています。Brd4は広く発現し、核とアセチル化クロマチンに局在しています。またBrd4は、多くのがんにおいて大きな役割を担っており、転写調節を通して、DNA損傷への応答、老化および発生を含む複数の細胞プロセスにとって重要です。

特異性

ヒトBrd4を認識します。

免疫原

エピトープ:ヒトBrd4のアミノ酸150~290の領域
マウスBrd4短形に相当するリコンビナントタンパク質

アプリケーション

この抗Brd4抗体はBrd4の検出において、ウェスタンブロッティング、クロマチン免疫沈降(ChIP)および免疫蛍光染色での使用が検証されています。
ウェスタンブロッティング: HeLa細胞ライセート中のBrd4タンパク質が検出されています(Alsarraj J., et al. 2013)。マウス胚性線維芽細胞およびNIH3T3細胞の使用に関する追加データについては文献(Anup, D., et al. 2003, Mochizuki, K., et al. 2008)を参照してください。

クロマチン免疫沈降(ChIP):NIH3T3細胞のクロマチンを用いた検出が報告されています(Mochizuki, K., et al. 2008, Anup, D., et al. 2009)。

免疫細胞染色:ICCでの使用が報告されています(Anup, D., et al. 2000, Anup, D., et al. 2009)。
研究カテゴリー
エピジェネティックスおよび核機能

エピジェネティックスおよび核機能
研究サブカテゴリー
クロマチン生物学

ヒストン

品質

HEK293細胞のウェスタンブロッティングで評価されています。

ウェスタンブロッティング:希釈倍率1:1,000で使用、10 µgのHEK293細胞ライセート中のBrd4を検出できます。

ターゲットの説明

実測値:約100 kDa
主に100 kDaのBrd4短形を検出しますが、より大きな180 kDのBrd4短形も検出します(追加情報参考文献:Alsarraj J., et al. 2013)。

物理的形状

むウサギポリクローナル血清、0.05%アジ化ナトリウム含有
未精製

保管および安定性

-20°Cで受領日から1年間安定です。
取扱い推奨事項:25 μLのろ過された実験室グレードの水またはPBSを加えて溶解します。微小遠心管に分注してから、-20°Cで保存してください。凍結融解を繰り返さないでください。IgGに損傷を与える、または製品性能に影響を及ぼすおそれがあります。

その他情報

濃度:ロットに固有のデータシートを参照してください。

免責事項

メルクのカタログまたは製品に添付されたメルクのその他の文書に記載されていない場合、メルクの製品は研究用途のみを目的としているため、他のいかなる目的にも使用することはできません。このような目的としては、未承認の商業用途、in vitroの診断用途、ex vivoあるいはin vivoの治療用途、またはヒトあるいは動物へのあらゆる種類の消費あるいは適用などがありますが、これらに限定されません。

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保管分類コード

10 - Combustible liquids

WGK

WGK 1


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

Jan Code

ABE1391:


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A Dey et al.
Molecular and cellular biology, 20(17), 6537-6549 (2000-08-11)
We describe a novel nuclear factor called mitotic chromosome-associated protein (MCAP), which belongs to the poorly understood BET subgroup of the bromodomain superfamily. Expression of the 200-kDa MCAP was linked to cell division, as it was induced by growth stimulation
Anup Dey et al.
Molecular biology of the cell, 20(23), 4899-4909 (2009-10-09)
On entry into mitosis, many transcription factors dissociate from chromatin, resulting in global transcriptional shutdown. During mitosis, some genes are marked to ensure the inheritance of their expression in the next generation of cells. The nature of mitotic gene marking
C A French et al.
The American journal of pathology, 159(6), 1987-1992 (2001-12-26)
Translocation t(15;19)(q13;p13.1) defines a lethal midline carcinoma arising adjacent to respiratory tract in young people. To characterize molecular alterations responsible for the distinctly aggressive biological behavior of this cancer, we mapped the chromosome 15 and 19 translocation breakpoints by fluorescence
Kazuki Mochizuki et al.
The Journal of biological chemistry, 283(14), 9040-9048 (2008-01-29)
Brd4 is a bromodomain protein that binds to acetylated chromatin. It regulates cell growth, although the underlying mechanism has remained elusive. Brd4 has also been shown to control transcription of viral genes, whereas its role in transcription of cellular genes
Talha Ijaz et al.
Cell death & disease, 8(2), e2606-e2606 (2017-02-10)
Transdifferentiation of quiescent dermal fibroblasts to secretory myofibroblasts has a central role in wound healing and pathological scar formation. This myofibroblast transdifferentiation process involves TGFβ-induced de novo synthesis of alpha smooth muscle cell actin (αSMA)+ fibers that enhance contractility as

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