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4-(ジシアノメチレン)-2-メチル-6-(4-ジメチルアミノスチリル)-4H-ピラン

Dye content 98 %

• 別名: DCM
• 実験式（ヒル表記法）: C₁₉H₁₇N₃O
• CAS番号: 51325-91-8
• 分子量: 303.36
• EC Number: 257-137-6
• MDL番号: MFCD00051341
• UNSPSCコード: 12352103
• PubChem Substance ID: 24865530
• NACRES: NA.23

特性

• 形状: solid
• 品質水準: 200
• 組成: Dye content, 98%
• mp: 215-220 °C (lit.)
• λmax: 468 nm
• OLEDデバイス性能: ITO/Alq₃:DCM/Alq₃/Mg:Ag;
  • Color: red
  • Max. EQE: 1.3 %
  ; ITO/TPD/Alq₃:DCM (10%)/Alq₃/Mg:Ag;
  • Color: red
  • Max. Luminance: 150 Cd/m²
• SMILES記法: CN(C)c1ccc(\C=C\C2=CC(\C=C(C)O2)=C(\C#N)C#N)cc1
• InChI: 1S/C19H17N3O/c1-14-10-16(17(12-20)13-21)11-19(23-14)9-6-15-4-7-18(8-5-15)22(2)3/h4-11H,1-3H3/b9-6+
• InChI Key: YLYPIBBGWLKELC-RMKNXTFCSA-N

詳細

詳細

4-(ジシアノメチレン)-2-メチル-6-(4-ジメチルアミノスチリル)-4H-ピラン（DCM）は、電子受容体としてのジシアノメチレンおよび電子供与体としてのジメチルアニリン基から成る赤色レーザー色素です。受容体と供与体とを架橋するπ共役型4H-ピラン-4-イリジエンを有します。ドープ剤として使用でき、有機半導体レーザでも使用できます。

アプリケーション

DCMは、Förster共振エネルギー移動（FRET）による分布帰還型（DFB）装置の放射を高めるためのレーザ色素として使用できます。有機発光ダイオード（OLED）において青色光から赤色光への転換を可能にするキャップ層としても使用できます。DCMは、有機金属フレームワーク（MOF）、色素増感型太陽光セル（DSSC）、極性センサーなどさまざまなデバイスのエネルギー伝達の強化にも応用できる可能性があります。

特徴および利点

高分子発光ダイオ-ド(PLED)でDCM色素の量を変えることにより、高輝度(~1000cd/m²)の電圧制御マルチカラ-発光が観測されました。

安全性情報

• ピクトグラム: GHS02,GHS07
• シグナルワード: Danger
• 危険有害性情報: H228,H315,H319,H332,H335
• 注意書き: P210 - P240 - P241 - P302 + P352 - P304 + P340 + P312 - P305 + P351 + P338
• 危険有害性の分類: Acute Tox. 4 Inhalation - Eye Irrit. 2 - Flam. Sol. 1 - Skin Irrit. 2 - STOT SE 3
• ターゲットの組織: Respiratory system
• 保管分類コード: 4.1B - Flammable solid hazardous materials
• WGK: WGK 3
• 引火点(°F): 109.4 °F - closed cup
• 引火点(℃): 43 °C - closed cup
• 個人用保護具 (PPE): Eyeshields, Gloves, type P3 (EN 143) respirator cartridges