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Merck

私たちのBioRelianceバイオセーフティー試験および分析法開発サービスでは、技術面と規制面における専門知識を用いて、リスク低減ソリューションを提供します。私たちは75年以上の間、バイオセーフティー試験業界をリードしてきました。例えば、以下のような技術的革新により世界のバイオ医薬品の安全性の確保をサポートしています。

  • 世界初のポリオワクチンの試験を開発し、プロジェクトを支援
  • NASAの月試料を検査
  • 1983年に世界で初めて承認されたモノクローナル抗体医薬品のバイオセーフティー試験を開始

お客様にとってNo.1であるために:バイオセーフティー試験のパラダイムシフトを創生

ICHQ5A改訂においては、新しい技術とウイルスクリアランス戦略の適用について新たに言及され、細胞・遺伝子治療、そしてウイルス様粒子やサブユニットタンパク質、ウイルスベクターなどの新しいパラダイムのワクチンが対象となります。

規制対応を支援:ICH Q5A(R2)

最新版ICH Q5Aでは、生物製剤のウイルス安全性を確保するために新しい技術とウイルスクリアランス戦略を使用することが奨励されています。遺伝子治療薬、ウイルス様粒子、ウイルスベクター製品のウイルス安全性の保証が要求されています。

複数の直交的なアプローチによる包括的なリスク低減戦略が規制により求められています。国際調和ガイドラインであるICH Q5Aに、要求事項が記載されています。ICH Q5Aは、新しい治療手段や製造法、ウイルスクリアランス試験の適用におけるアップデートや高度検出技術を含めた科学的進歩に対応するため、先日改訂されました。

新しい技術の採用を受け入れ、奨励するために、規制要件は変化します。

モノクローナル抗体や遺伝子治療などの生物学的製剤は、医薬品市場において存在感が増しています。ICH Q5Aには、バイオ医薬品製造におけるウイルスリスク低減に対する規制当局の要求事項が概説されています。この改訂版では、次世代シーケンシング(NGS)およびPCRに基づく技術の使用が推奨されています。

ICH Q5A

受賞歴のあるBlazar®プラットフォームで開発を加速

受賞歴のあるBlazarプラットフォームで医薬品開発を加速

現在の医薬品を取り巻く環境においては、スピード感をもってバイオ医薬品を上市することが以前より重要です。BioReliance®のBlazar™プラットフォームは、セルバンク特性評価のスピードアップに貢献するのみならず、in vivo動物試験数の削減にもつながるため、お客様の4R実現を支援します。革新的な分子生物学的手法により、バイオ医薬品製造業者が治療薬をより早く患者に届けることを可能にします。Blazar® CHO AOFウイルスパネルは、バルクハーベスト試験のスピードアップのための強力なツールであり、試験期間の長いin vitroウイルス検出試験(培養法)の代替法となる可能性があります。

このプラットフォームは、広範囲の外来性感染因子を検出する縮重プライマーを用いた新規のPCR法です。感度、正確性、そして結果が迅速に得られるという利点に加え、広範なウイルスを検出できるため、このプラットフォームは細胞株の特性評価およびバルクハーベストロットの出荷試験に適しています。

私たちは試験期間の短縮を目指し、また、動物モデルの使用を削減できるよう業界を支援します。私たちは、Blazar®プラットフォームを用いた齧歯類ウイルスパネルを開発しました。この齧歯類ウイルスパネルは、現行のin vivoMAP/HAP/RAP試験の適切な代替法となり、動物モデルの利用を削減します。

Blazar® プラットフォーム

受賞歴のあるBlazar®プラットフォームで開発を加速

スピード。サステナビリティ。安全性。先駆的なNGSアプリケーション

バイオ医薬品の開発と分析を大きく変革するNGSにより、未知・既知の汚染因子をピンポイントの正確さと精度で同定することができ、製品の特性解析の迅速化を可能にします。

メルクのNGSサービスは、包括的分析のためのディープシーケンシングデータセットを迅速に生成する相補的技術プラットフォームをベースにしています。メルクの生物学的安全性の専門家がデータを分析し、お客様のニーズに基づいた高度な試験結果をお届けします。

私たちは先駆的なサービス提供者として、NGSの活用を含め、GMP試験サービスのポートフォリオを拡大してきました。NGSによる試験サンプル中の外来性感染因子の配列シグネチャーの検出と同定がその一例です。NGSの適用により、製造用原材料からバルクハーベストや最終製品に至るさまざまなサンプルにおけるウイルス汚染のリスクを低減するための貴重なツールを、バイオ医薬品業界に提供しています。

NGSによる検査法では、非特異的で広範囲の検出が行えるため、現行のウイルス検査法の増強あるいはその代替法としての適切な選択肢となります。

代替検査法採用のための戦略が適切に検証され、試験サンプルの目的に適していることが示され、既存のアッセイと同等またはそれ以上であるならば、規制当局は、確立されたウイルス検出方法の代替手段として新技術を使用することを受け入れます。

次世代シーケンシング


1947年
新たな組織培養分野向けの単一製品、血清限外ろ過液を製造
1951年
初の市販供給業者として細胞培養液および試薬の供給開始
1955年
世界初のポリオワクチンの開発・生産を支援するために、米国政府および米国立小児麻痺財団と契約しR&Dプログラムに参画
1956–1960年
ウイルス診断用製品の製造を開始
1960年代
NIHと共同で、実験動物のウイルス性疾患診断のための新技術を開発。マウス抗体産生(MAP)試験を開発
1969年
月面から回収した試料の安全性試験プロトコルを開発しNASAを支援
1978年
サイトメガロウイルス(CMV)検出用ELISA診断検査の世界初の承認を受け販売
1981年
Genentech社と共同で、動物細胞由来治療薬(Activase)用のバイオセーフティー試験プログラムを確立
1983年
世界で初めて承認された治療用モノクローナル抗体製品(Ortho Pharmaceutical社のOrthomune OKT-3)のバイオセーフティー試験を開始
1988年
初の遺伝子組換え微生物由来の農薬(Bacillus thunrigiensis)に対し、米国環境保護庁(EPA)の承認のもと野外試験を実施
1989年
化学製品の安全性試験のためのトランスジェニックマウスの開発・検証を目的とした初の大規模なR&Dコラボレーション (StrategeneのBig Blue®
1990年
FDAが臨床試験を実施した、世界初の遺伝子治療製品のためのプロトコルを初めて作成、同製品を評価
1994年
初めてヒヒからヒトに移植された肝臓の安全性試験を実施
1995年
高分子医薬品の分析試験を実施し、分析技術を用いた特性評価サービスを提供
2007年
iNetクライアントポータルを導入し、サンプル提出および試験結果への顧客アクセスを開始
2020年
受賞歴のあるBlazar®プラットフォームの立ち上げ

サービス

製品の特性評価およびバイオセーフティー試験

Biologics Testing, Product Characterization

医薬品のライフサイクル全体を通じて提供するメルクのバイオ医薬品安全性試験サービスを是非ご利用ください。メルクの包括的な特性評価プログラムをご利用いただくことで、お客様が開発する医薬品の真のアイデンティティを明らかにし、開発段階のあらゆるフェーズにおいて、治療薬の安全性、純度、有効性を確認することができます。

メルクの医薬品およびバイオ医薬品試験サービスについて、さらに詳しく見てみましょう:

バイオ医薬品試験サービス


ライフサイエンスを推進するブランド

BioReliance®受託試験サービス

試験法開発の先駆者として

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