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Merck

バイオプロセス用組換えサプリメント

細胞培養培地を取り扱う研究者

細胞培養培地添加剤を豊富に取り揃え、お客様の成功の一助となることを目指しています。メルクの製品と技術を活用して生産性と安定性を改善し、リスクを低減できたという経験から、世界中のバイオ医薬品メーカーが細胞培養原材料に私たちの製品を採用しています。 


関連製品資料



組換え増殖因子・輸送タンパク質

非動物由来組換えサプリメントはすべて細胞培養用に開発されたものです。最先端のcGMP適合施設で組換え製品を製造することで、安定供給の確実性を向上するとともに、煩雑な規制対応手続きの負担を軽減します。多岐にわたる用途に応えるべく、遺伝子組換えサプリメントやプロセス用酵素を豊富に取り揃えています。

サプリメント

  • CellPrime®組換えアルブミン –ヒトまたはウシ血清アルブミンの代替、血液由来タンパク質によるばらつきの排除、外来性ウイルスやプリオンの汚染防止、の3拍子揃った理想的な非動物由来サプリメントとして培地の開発、最適化にご使用いただけます。
  • CellPrime®組換えトランスフェリン – 血清トランスフェリンの代替物として組換えアルブミンや組換えインスリンと組み合わせて細胞培養培地添加剤としてよく使用されています。CellPrime®組換えトランスフェリンは、血液由来タンパク質によるばらつきを排除し、外来性ウイルスやプリオンによる汚染を防ぐことができます。
  • CellPrime®組換えインスリン – 細胞増殖とタンパク質産生を強化しながらさまざまな細胞株の長期的な生存能力を高めるこの非動物由来サプリメントは、モノクローナル抗体(mAb)、ウイルスワクチン、および幹細胞拡大培養の上流工程で使用されています。

プロセス用酵素

  • CellPrime®組換えトリプシン – ワクチン製造における細胞回収で接着細胞の分離と再懸濁のために使用されています。また幹細胞培養にも使用されており、細胞表面マーカーの構造的および機能的完全性を保ったまま、担体上で増殖させた接着細胞を剥離します。その他の用途としては、組換えインスリン製造や生命科学分野の一般的な細胞培養があります。
  • CellPrime®組換えトリプシン STD – CellPrime®遺伝子組換えトリプシンの姉妹品で、結晶化トリプシンに関するUSPモノグラフに記載の基準(USP 43, 2013)に対応した製品です。比活性は、アルファ型とベータ型の酵素アイソフォームの分布に関して緩やかな要件においては、BAEEを基質として用いて決定されます。
  • CellPrime®組換えリゾチーム – 動物由来の酵素よりも強力なCellPrime®組換えリゾチームは非動物由来の安全性プロファイルを示すと同時に、同等のコストで細菌性細胞をより簡便かつ穏やかに溶解することができます。

その他のサプリメント

包括的な製品ラインナップの一部として、世界中で診断薬や多くのバイオ医薬品に用いられている動物由来の細胞培養培地サプリメントも提供しています。哺乳類細胞はバイオプロセスの観点から高度な操作性が要求される細胞ですが、私たちの実績と厳密な製品品質で、お客様が複雑な加工やスケールアップを着実に行えるようお手伝いします。

さらに、特殊な細胞培養や体外診断薬の製造に適した補完的製品も幅広く取り揃えています。例えば、ウシトランスフェリン、EX-CYTE®、ウシγ-グロブリンなどの製品は、規制環境下での製造における品質やドキュメンテーションにまつわるニーズを満たせるよう設計および生産されています。

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