C2081

抗α-カテニン ウサギ宿主抗体

whole antiserum

• 別名: 抗α-カテニン
• UNSPSCコード: 12352203
• NACRES: NA.41

特性

• 由来生物: rabbit
• 結合体: unconjugated
• 抗体製品の状態: whole antiserum
• 抗体製品タイプ: primary antibodies
• クローン: polyclonal
• 分子量: antigen ~102 kDa
• 含みます: 15 mM sodium azide
• 化学種の反応性: several mammalian species
• テクニック: dot blot: suitable using α-catenin peptide amino acids 890-901 conjugated to BSA; immunohistochemistry (frozen sections): 1:2,000 using bovine kidney sections; indirect immunofluorescence: 1:2,000 using cultured MDBK cells; microarray: suitable; western blot: 1:4,000 using cultured MDBK cells extract
• 輸送温度: dry ice
• 保管温度: −20°C
• ターゲットの翻訳後修飾: unmodified
• 遺伝子情報: human ... CTNNA1(1495) ; mouse ... Ctnna1(12385) ; rat ... Ctnna1(307505)

詳細

詳細

カテニンは、明確に区別できる末梢サイトゾルタンパク質であり、α、β、γ-カテニン（それぞれ102 kDa、94 kDa、86 kDa）は、多数の発生中の組織や成体組織で確認されています。保存領域内では、α-カテニンは、主に局所的な細胞間・細胞基質間の接着で認められるタンパク質であるビンキュリンとの30%相同性を示しています。

特異性

β-カテニンまたはγ-カテニン(プラコグロビン)との交差反応性はありません。

免疫原

ヒトおよびマウスα-カテニンのC末端領域(アミノ酸890-901)に相当する合成ペプチドのKLH結合体。

アプリケーション

抗α-カテニン抗体は、以下において使用されています：

• ドットブロットイムノアッセイ
• イムノブロット
• 免疫蛍光法
• iウェスタンブロッティング
• 免疫沈降法
• 免疫蛍光染色法
• 共免疫沈降法

生物化学的／生理学的作用

カテニンは、細胞接着カドヘリンの細胞質テール保存ドメインに直接または間接的に結合します。カドヘリンは膜貫通細胞表面糖タンパク質分子で、カルシウム依存性細胞間相互作用を媒介し、組織形態発生に重要です。 カテニンは、E-カドヘリンを、Na⁺ /K⁺ -ATPaseなどの他の膜内在性タンパク質、またはフォドリン、アンキリン、サルコーマ（Src）、およびYesキナーゼなどの細胞質タンパク質と結合させ、Wnt-1癌原遺伝子により調節されます。細胞間接触位置シグナルの細胞内部への伝達を媒介するための有望な候補であると考えられています。αα-カテニンは、N-カドヘリンおよびP-カドヘリンと相互作用できると思われています。α-カテニンの欠如は、特定の腫瘍細胞株で確認されています。食道、胃、大腸のヒト細胞腫におけるα-カテニンレベルの頻繁な低下も報告されています。前立腺がんの発症は、α-カテニン遺伝子欠失と相関していると思われています。

免責事項

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安全性情報

• 保管分類コード: 10 - Combustible liquids
• WGK: nwg
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable