ABE215

Anti-Histone Macro H2A.1 Antibody

from rabbit, purified by affinity chromatography

• 別名: Core histone macro-H2A.1, Histone macroH2A1.2, mH2A1, H2A.y, H2A/y
• UNSPSCコード: 12352203
• eCl@ss: 32160702
• NACRES: NA.41

特性

• 由来生物: rabbit
• 品質水準: 100
• 抗体製品の状態: affinity isolated antibody
• 抗体製品タイプ: primary antibodies
• クローン: polyclonal
• 精製方法: affinity chromatography
• 化学種の反応性: human, mouse
• テクニック: immunocytochemistry: suitable; western blot: suitable
• NCBIアクセッション番号: NP_001152985.1
• UniProtアクセッション番号: Q9QZQ8
• 輸送温度: wet ice
• ターゲットの翻訳後修飾: unmodified
• 遺伝子情報: human ... H2AFJ(55766)

詳細

詳細

ヒストンマクロH2A（mH2A）は、H2AFYとしても知られる変異型ヒストンです。mH2Aは、不活性な女性X染色体のクロマチンや、高度にメチル化されたCpG遺伝子座に豊富に存在します。このヒストン変異体は、転写開始のレベルでRNAポリメラーゼIIが主導する転写を抑制することが知られています。ほとんどのヒストン変異体が微妙な変化しか持たないのとは対照的に、mH2AはそのC末端に大きな非ヒストンドメイン（マクロドメイン）があり、その結果、従来のH2Aの約3倍の大きさのヒストンになっています。mH2Aには3種類のアイソフォームがあり、そのうちの2つ（mH2A1.1、mH2A1.2）は選択的スプライシングによって、もう1つ（mH2A2）は別の遺伝子から作られます。mH2Aの塩基性ヒンジ領域には、Thr128とSer137の2つのリン酸化部位があります。 リン酸化Ser137は有糸分裂期に多くなることから、mH2Aは細胞周期を通して翻訳後修飾の調節に関与していることが示唆されています。

特異性

この抗体は、ヒストンマクロH2A.1のマクロドメインを認識します。

免疫原

エピトープ：マクロドメイン

マウスヒストンマクロH2A.1のマクロドメインに相当するGSTタグ付きリコンビナントタンパク質

アプリケーション

免疫細胞染色： 希釈倍率1:500で使用、NIH/3T3、A431、HeLa細胞中のヒストンマクロH2A.1を検出できます。

抗ヒストンマクロH2A.1抗体は、ヒストンマクロH2A.1（別名：H2AヒストンファミリーメンバーY、ヒストンマクロH2A1.2）を検出するウサギポリクローナル抗体であり、WB、ICCで検証されています。

研究カテゴリー
エピジェネティクス・核内機能分子&

研究サブカテゴリー
ヒストン

品質

HeLa酸抽出物においてウェスタンブロッティングにより評価されています。

ウェスタンブロッティング：0.2 µg/mLで使用、10 µgのHeLa酸抽出物中のヒストンマクロH2A.1を検出できます。

ターゲットの説明

実測値：約40 kDa

関連事項

先発品：07-219

物理的形状

アフィニティー精製

精製ウサギポリクローナル抗体、0.1 M Tris-グリシンバッファー（pH 7.4）＋150 mM NaCl溶液、0.05%アジ化ナトリウム含有

保管および安定性

2～8°Cで受領日から1年間安定です。

アナリシスノート

コントロール
HeLa酸抽出物

その他情報

濃度：ロットに固有の濃度につきましては試験成績書をご参照ください。

免責事項

メルクのカタログまたは製品に添付されたメルクのその他の文書に記載されていない場合、メルクの製品は研究用途のみを目的としているため、他のいかなる目的にも使用することはできません。このような目的としては、未承認の商業用途、in vitroの診断用途、ex vivoあるいはin vivoの治療用途、またはヒトあるいは動物へのあらゆる種類の消費あるいは適用などがありますが、これらに限定されません。

安全性情報

• 保管分類コード: 12 - Non Combustible Liquids
• WGK: WGK 1
• 引火点(°F): Not applicable
• 引火点(℃): Not applicable