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Merck

40725

Sigma-Aldrich

1,3-ジメチル-2-イミダゾリジノン

absolute, over molecular sieve (H2O ≤0.04%), ≥99.5% (GC)

別名:

N,N′-ジメチルエチレン尿素, DMEU, DMI

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About This Item

実験式(ヒル表記法):
C5H10N2O
CAS番号:
分子量:
114.15
Beilstein:
108808
EC Number:
MDL番号:
UNSPSCコード:
12352005
PubChem Substance ID:
NACRES:
NA.22

グレード

absolute

アッセイ

≥99.5% (GC)

形状

liquid

品質

over molecular sieve (H2O ≤0.04%)

屈折率

n20/D 1.472 (lit.)

bp

224-226 °C (lit.)

溶解性

toluene: soluble(lit.)
water: miscible

密度

1.056 g/mL at 25 °C (lit.)

SMILES記法

CN1CCN(C)C1=O

InChI

1S/C5H10N2O/c1-6-3-4-7(2)5(6)8/h3-4H2,1-2H3

InChI Key

CYSGHNMQYZDMIA-UHFFFAOYSA-N

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詳細

1,3-ジメチル-2-イミダゾリジノン(DMI)は、イミダゾリジン誘導体です。γ-ブチロラクトンのジアルキル化副産物の生成を最小限にし、モノアルキル化を加速させるプロモーターとして作用することが報告されています。DMIを溶媒として用い、均一系触媒による水素化反応によってCO2を低級アルコールに変換する研究が行われました。

アプリケーション

1,3-ジメチル-2-イミダゾリジノンは、以下の用途に用いられています。
  • 1,2-ビス(トリメチルシリル)ベンゼンの合成においてHMPAの代替溶媒として。
  • イミンのα-位置選択的プレニル化における溶媒として。
  • セルロースのサイズ排除クロマトグラフ分析における移動相の成分。

その他情報

さまざまな合成有機変換に使用される溶媒です。アリールシランから光化学的に生成される、機能的に安定化されたヒドロシランジイル-遷移金属錯体の生成について研究されています。
発がん性のあるHMPAの代替として用いられることが多い双極性の非プロトン性溶媒。

ピクトグラム

Health hazardCorrosionExclamation mark

シグナルワード

Danger

危険有害性情報

危険有害性の分類

Acute Tox. 4 Oral - Eye Dam. 1 - Repr. 2

保管分類コード

10 - Combustible liquids

WGK

WGK 2

引火点(°F)

219.2 °F - closed cup

引火点(℃)

104 °C - closed cup

個人用保護具 (PPE)

Eyeshields, Faceshields, Gloves, type ABEK (EN14387) respirator filter


適用法令

試験研究用途を考慮した関連法令を主に挙げております。化学物質以外については、一部の情報のみ提供しています。 製品を安全かつ合法的に使用することは、使用者の義務です。最新情報により修正される場合があります。WEBの反映には時間を要することがあるため、適宜SDSをご参照ください。

消防法

第4類:引火性液体
第三石油類
危険等級III
非水溶性液体

Jan Code

40725-100ML:
40725-500ML:
40725-BULK:
40725-VAR:


試験成績書(COA)

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文書ライブラリにアクセスする

C.J. Gilmore et al.
Tetrahedron Letters, 24, 3269-3269 (1983)
U. Schollkopf et al.
Synthesis, 675-675 (1983)
D. Seebach et al.
Chemische Berichte, 115, 1705-1705 (1982)
T. Mukaiyama et al.
Chemistry Letters (Jpn), 1507-1507 (1980)
Highly selective hydrogenation of CO2 into C2+ alcohols by homogeneous catalysis.
Qian Q, et al.
Chemical Science, 6(10), 5685-5689 (2015)

ライフサイエンス、有機合成、材料科学、クロマトグラフィー、分析など、あらゆる分野の研究に経験のあるメンバーがおります。.

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